Last-modified: 2023-03-05 (日) 22:05:57 (96d)
【BTR-T】 †
ソ連およびロシア連邦で1997年に開発された歩兵戦闘車。
アフガニスタン紛争やチェチェン紛争で軽装甲の歩兵戦闘車などがRPG-7などで多数撃破された事から開発が始まった。
T-55と車体や内部機構が共通しており、戦闘室部分をかさ上げして兵員室を設け、装甲には車体主要部に爆発反応装甲ブロックや中空装甲を採用して、HEAT弾に対して高い防御力を備える。
モジュラー式の砲塔を採用しており武装には、2A42及び2A38 30mm機関砲、9M113「コンクールス」対戦車ミサイル発射機、AGS-17 30mm擲弾筒、NSVT 12.7mm重機関銃が選択可能である。
与圧式NBC防護装置を備えており、NBC汚染環境下でも行動可能である。
水上浮航能力はないが、水深1.4mまでは徒渡でき、特殊装備を用いることで最大で水深5mまでは徒渡可能。
関連:アチザリット BMP-T BMO-T?
スペックデータ †
乗員 | 2名+兵員5名 |
全長 | 6.45m |
全幅 | 3.27m |
全高 | 2.4m |
戦闘重量 | 38.5t |
懸架・駆動方式 | トーションバー |
エンジン | V-55 12気筒液冷ディーゼル(出力620hp) |
最大速度 | 50km/h(路上) 25km/h(不整地) |
行動距離 | 500km |
装甲 | 600mm(最大、ERA使用時) |
兵装 | モジュラー式砲塔、5種類の砲塔を搭載可能。 ・2A42 30mm機関砲、9M113「コンクールス(AT-5『スパンドレル』)」ATGM発射機 ・2A42 30mm機関砲、AGS-17「プラミヤ」30mm自動擲弾発射器 ・2A38 30mm機関砲×2門 ・NSV 12.7mm機関銃、9M113ATGM連装発射機 ・NSV 12.7mm重機関銃、AGS-17 30mm自動擲弾発射器 3連装発煙弾発射器×2基 |