Last-modified: 2018-02-03 (土) 01:53:14 (198d)

【BMP-2】(びーえむぴーに)

Боевая(バェヴォイ) Машина(マシーナ) Пехоты(ピホートゥ) - 2(ドヴァー)(露)
旧ソ連のチェリャビンスク・トラクター工場が開発した歩兵戦闘車
BMP-1の改良型で、戦闘能力の向上を図っている。
1970年代から開発が行われ、1980年もしくは1982年に採用。20ヶ国以上に配備された。

車体はBMP-1によく似ているが、砲塔が大型化しているのが特徴で、主砲には命中精度、制圧射撃時の威力、共に不足していた73mm低圧滑腔砲から30mm口径の機関砲に変更し、有線誘導式の9M111「ファゴット(AT-4/AT-4B『スピゴット』)」・9M113「コンクールス(AT-5/AT-5B『スパンドレル』)」対戦車ミサイルが採用された。
この機関砲は車両だけではなく、ヘリコプターなどの航空機も攻撃でき、発射速度は200〜300発、500発/分を選択できる。他に防御のために煙幕発射装置を取りつけることもできる。
また、被弾時に誘爆しやすかった後部燃料タンクを廃止するなどの対策も行っている。

乗員は3名で、7名の兵員を輸送することができる。
兵員6名は後部に搭乗する構造で、3人がけの座席2列に背中合わせに座る。残りの1名は砲塔の左前、運転手の後ろに座席がある。
乗員3名はそれぞれ、運転手と砲塔に座る砲手と車長で、砲塔に1名が乗るBMP-1とは構造が異なっている。

しかし、BMP-2では上部ハッチが一対減らされ、乗降部分が後部の観音開き式ドアか上部ハッチの2箇所だったBMP-1よりも余計に乗降時間が増える等の弊害も生まれている。

スペックデータ

乗員3名+兵員7名
全長6.73m
全高2.05m
全幅3.15m
戦闘重量14.0t
エンジンUTD-20 V型6気筒液冷ディーゼル(出力300hp)
登坂力70%
超堤高0.7m
超壕幅2.5m
最大速度
(路上/不整地/浮航)
65km/h / 45km/h / 7km/h
行動距離600km
装甲33mm(最大)
兵装2A42 30mm機関砲×1門(弾数500発)
PKT 7.62mm機関銃×1挺(弾数2,000発)
初期型:9M111「ファゴット(AT-4『スピゴット』)」ATM発射機×1基
(ミサイル4発)
後期型:9M113「コンクールス(AT-5『スパンドレル』)2連装発射機×2基
(ミサイル4発)
9K34「ストレラ-3(SA-14『グレムリン』)」携行式SAM発射機×1基
(ミサイル2発)
3連装発煙弾発射器×2基


派生型

  • BMP-2 obr.1980:
    初期生産型。

    • BMP-2 obr.1984:
      砲塔正面に"kovriki"装甲を追加した改良型。

      • BMP-2 obr.1986:
        照準器をBPK-2-42に換装した後期生産型。

    • BMP-2D:
      装甲強化型。
      車体側面や砲塔に厚さ6mmの装甲を追加した。
      車体前部に地雷除去システムを装備可能。

    • BMP-2K:
      指揮車輌型。
      無線機は、R-123MとR-130M、またはより近代的なR-173、R-126とR-10を装備する。

    • BMP-2M:
      アップグレード型。

      • BMP-2M"Berezhok":
        武装にAGS-30グレネードランチャーや9M133「コルネット」対戦車ミサイルの2連装発射機を追加した型。

  • BMO-1:
    ロシア海軍歩兵の火炎放射部隊向け装甲車。
    2001年に制式化された。
    もともとの歩兵座席部の片側をロケットランチャーと火炎放射装置用のラックに改造しており、RPO「シュメーリ」?ロケットランチャーを22本搭載している。

  • BMP-2「サラス」:
    インドでのライセンス生産型。

    • BMP-2K「サラス」:
      指揮車輌型。

  • BWP-2:
    ポーランドでのライセンス生産型。

  • BMP-2MD:
    フィンランドでの近代化改修型。


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