Last-modified: 2019-08-01 (木) 21:18:23 (1517d)
【BLU-82】 †
BLU-82/B"
アメリカ空軍で運用されていた15,000lb級の大型爆弾。
燃料気化爆弾とは異なり、内部に詰められた12,600lbものスラリー爆薬が接地と同時に爆発し、発生した衝撃波で周囲を破壊する。
非常に巨大で重いためC-130輸送機のみが搭載可能で、また爆発の際に投下機が被害を受けないよう、6,000ft以上の高度から投下する必要がある。
熱帯雨林の樹木を吹き飛ばしてヘリポートを造成したり、地雷原を除去するための道具として、1970年に開発が始められ、ベトナム戦争や湾岸戦争、イラク戦争で実戦使用されたといわれている。
2008年にアメリカ空軍が保有する最後のBLU-82がユタ州の演習場に投下された。
後継装備としてMOABがある。
スペックデータ †
全長 | 5.37m |
弾体直径 | 1.37m |
総重量 | 6,804kg |
炸薬重量 | 5,715kg(スラリー爆薬) |