Last-modified: 2017-05-17 (水) 18:19:28 (2209d)
【BAR】 †
Browning Automatic Rifle
1917年、ジョン・M・ブラウニングの設計開発による機関銃。
分類上は自動小銃と分隊支援火器の中間に位置し、その両者の始祖とされている。
現代の基準では鈍重すぎるバトルライフルだが、第一次世界大戦当時においては圧倒的な火力を誇った。
やがて性能面では第一線を退くが、堅牢な設計でトラブルが少なく、その後も長く使われ続けた。
NATOやアメリカ対外援助などで盛んに輸出され、地域によっては1990年代まで使用していた所もある。
スペックデータ †
種別 | 自動小銃、分隊支援火器 |
口径 | 7.62mm |
全長 | 1,214mm |
銃身長 | 610mm |
重量 | 7.2〜8.8kg |
装弾数 | 20発(着脱式箱型弾倉) |
使用弾薬 | .30-06スプリングフィールド弾 |
ライフリング | 4条右回り |
作動方式 | ガス圧利用・オープンボルト |
銃口初速 | 805m/s |
発射速度 | 300〜650発/分 |
有効射程 | 548m |
バリエーション †
- M1918:
基本モデル。
- M1918A1:
M1918の改良モデル。二脚と肩当てプレートが取り付けられた。
- M1918A2:
フルオートモデル。発射速度が高速・低速の2段階で切り替えられる。
- M1918A3 SLR:
セミオートのみの民間モデル。
- wz1928:
ポーランド製モデル。