Last-modified: 2016-03-09 (水) 18:48:15 (411d)

【AMX】(えーえむえっくす)

  1. AMX "Ghibli*1"

    イタリアとブラジルが共同開発した軽攻撃機
    1978年にイタリアのアエリタリア?社(現アレニア?社)とアエルマッキ?社が、イタリア軍の新型攻撃機/偵察機要求に応じG91の後継機として開発を開始。
    1980年、同じような要求を持っていたブラジルはAT-26「シャバンチ」?の後継としてこの計画に参加、エンブラエル?社が共同開発に参入した。

    1984年にイタリアで試作機が初飛行し、翌年にはブラジル側の試作機も飛行に成功。
    7機の試作機が製造されたが、イタリア側の1機は墜落して失われた。
    量産初号機は1988年に進空、1989年には両国で部隊配備が開始された。
    単座型の他、複座型のAMX-Tも存在する。

    特徴として、高揚力装置による高いSTOL性、HOTAS概念の採用、HUDHDD?によるグラスコックピットなどがあげられる。
    固定武装として、イタリア軍がM61A1 20mm機関砲 1門、ブラジル軍がDEFA 30mm機関砲? 2門を搭載している。
    ハードポイントは5箇所あり、翼端にはAIM-9MAA-1?のランチャーを搭載できる。
    また、小型な機体に似合わず、3.8tの武装を搭載可能であるため「ポケット・トーネード」とも呼ばれている。

    偵察任務には、偵察ポッドを搭載することで対応している。
    なお、ブラジル軍ではAMXにA-1、AMX-TにA-1B(TA-1)という制式名称を与えている。

    イタリア軍機はアライド・フォース作戦に参加し、Mk.82通常爆弾ペイヴウェイIIレーザー誘導爆弾、オファー赤外線画像誘導爆弾などを使用した。

    なお、ベネズエラも本機の複座型を発注したが、配備は実現しなかった。

    スペックデータ
    種別攻撃機
    主任務攻撃・偵察
    主契約AMXインターナショナル
    初飛行1984年5月15日(試作機)
    乗員パイロット1名
    全長13.58m
    全高4.57m
    全幅8.87m
    主翼面積21.00
    運用重量6,700kg
    最大離陸重量13,000kg
    最大搭載量3,800kg
    エンジンロールス・ロイス? スペイRB.168Mk.807ターボファン×1基
    推力49.06キロニュートン
    最高速度914km/h
    実用上昇高度13,000m
    最大航続距離3,336km(外部増槽×2基)
    最大戦闘半径926km
    固定武装イタリア:M61A1 20mmバルカン砲×1門
    ブラジル:DEFA?554 30mm機関砲×2門
    搭載兵器AIM-9「サイドワインダー」×2発
    MAA-1?×2発
    通常爆弾
    GBU-16「ペイヴウェイII」
    オファー画像赤外線誘導爆弾
    クラスター爆弾
    スタンドオフ・ディスペンサー兵器
    ロケット弾ポッド

    【バリエーション】
    • AMX:
      単座の初期生産型。

    • AMX-T:
      胴体内燃料タンクを一つ撤去して、前席後方に後席を増設した複座攻撃/練習機型。
      後席にも操縦システムが装備されており、ヘッドアップディスプレイも装備している。

    • AMX-ATA:
      ベネズエラ空軍向け生産型(計画のみ)。

    • AMX-E:
      SEAD機型。試験段階でキャンセルされた。

    • A-1A:
      ブラジル空軍でのAMXの呼称。

    • A-1B:
      ブラジル空軍でのAMX-Tの呼称。

  2. 工廠イシュ・レ・ムリノー AMX(Atelier de Construction d'Issy les Moulineaux)
    国立のフランス兵器工廠(車両系)。
    AMX-10P?/AMX-10RC?/AMX-13?/AMX-30?/AMX-50?(ルクレール)等といった戦車装甲車の開発を行っている。
    フランスの兵器産業グループ「GIATインダストリー?」の一員でもある。

  3. 熊本県の地域航空会社「天草エアライン」の略称。

  4. アエロメヒコ航空のICAO航空会社コード。


*1 イタリア語で熱風を意味する。

トップ 編集 凍結 差分 バックアップ 添付 複製 名前変更 リロード 新規 一覧 単語検索 最終更新ヘルプ   最終更新のRSS