Last-modified: 2020-03-01 (日) 00:33:00 (207d)

【AGM-69】(えーじーえむろくきゅう)

AGM-69 SRAM*1

アメリカ空軍で使用していた核弾頭搭載空対地ミサイル
AGM-28「ハウンド・ドッグ」の後継として開発された。
AGM-28はサイズが大きく、ウェポンベイに搭載が不可能だった為、B-52でも翼下に2発しか携行できなかったが、AGM-69は小型・軽量化された為、B-52は最大20発(爆弾倉内8発、主翼下12発)の携行が可能だった。
しかし、固体燃料ロケットを用いているため、射程は160km程度とAGM-28よりは短くなっている。

冷戦の緩和・終結や機器の老朽化により1990年に退役している。

主な搭載機

  • B-52G/H(最大携行数20発)
  • B-1B(最大携行数24発)
  • F-111(最大携行数6発)

スペックデータ

全長4.27m
直径44.5m
翼幅76.2m
発射重量約1t
弾頭W69熱核弾頭(核出力170〜200kt(TNT換算))
ペイロード136kg
射程160km/200km(高高度発射の場合)
命中精度450m CEP
推進方式固体推進ロケットモーター
エンジンロッキード SR-75-LP-1ロケットモーター×2基
最高速度M3.5
誘導方式慣性誘導
(地形クリアランスセンサー付)


バリエーション

  • AGM-69A:
    基本型。

  • AGM-69B:
    B-1A向け改良型。
    改良されたロケットモーターとW80核弾頭を装備していた。
    B-1Aとともに開発中止となった。

  • AGM-131A「SRAM 供廖
    後継として開発されていた空対地ミサイル。
    ステルス性を向上させ、射程も400kmを目指していた。
    弾頭はW89 核弾頭(核出力 200kt)を搭載。
    冷戦の終結に伴い開発中止となった。

  • AGM-131B「SRAM-T」:
    F-15E搭載用に開発されていた戦術空対地ミサイル。
    弾頭はW91 核弾頭(核出力10〜100kt)を予定していた。
    AGM-131Aとともに開発中止となった。


*1 Short Range Attack Missile:短距離攻撃ミサイル。

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