Last-modified: 2015-09-23 (水) 11:36:12 (2926d)
【AG36】 †
H&K AG36
ドイツのヘッケラー&コッホがG36用に開発した擲弾発射器。
G36の銃身覆いを取り外し、交換して装着する。
アメリカのM203と同様の突撃銃装着型ランチャーだが、M203に比べて下記の特長を持つ。
- 照尺が銃身のすぐ横にあるため精度に優れ、また突撃銃の照門と干渉しない。
- 自身の銃把を備えているため把持性が良い。
- ダブルアクション機構を持つため、不発時にも即座に再撃発が可能。
- 中折れ式で側方から装填するため、長い擲弾を使用できる。
派生型としてピカティニー・レールに対応したAG-C/GLMも造られ、こちらは多くの国で採用されている。
ただし造りが堅牢なため重量がかさむという欠点も指摘されており、アメリカ軍向けのM320では銃身を切り詰める等の小型軽量化が図られている。
スペックデータ †
全長 | 350mm |
銃身長 | 280mm |
全高 | 210mm |
全幅 | 90mm |
重量 | 1.5kg |
使用弾薬 | 40×46mm擲弾 |
作動方式 | 後装式、中折れ式砲身 |
装填方式 | 手動装填 |
発射速度 | 単発 |
初速 | 76m/s |
照準 | 固定式ラダーサイト |
バリエーション †
- AG36:
G36用。HK79?とHK69A1?の後継。
- AG-C/GLM:
ピカティニー・レール対応型。銃床を追加することで単体での使用も可能。 - M320:
アメリカ軍向けでM203の後継。
AG-C/GLMをベースに銃身短縮やフォアグリップの追加といった変更を施したもの。
- GLM:
短銃身型の米軍以外向け。フォアグリップはオプション。
- GLM:
- HK169:
単体使用専用型。
折り畳み銃庄、フォアグリップ、照準器用ピカティニー・レールを備える。