Last-modified: 2021-12-20 (月) 05:03:13 (848d)

【AA-4】(えーえーよん)

K-9(R-38)
旧ソ連が開発した、初の自動対空迎撃兵器システム。

AA-4はYe-152A(NATOコード:「フリッパー」)単発重迎撃機用に開発されたセミアクティブレーダー誘導の迎撃ミサイルであり、スホーイT-37用に開発されたK-9-51とは似たような形式名を持ちながらも全く別のミサイルである。
1958年4月16日及び同年6月4日の公文書で初めて確認されたこのミサイルはミコヤンにより開発されたが、最終的に量産にはいたらなかった。

カタログスペック(予定値)

NATOコードAA-4 Awl(アウル)
開発社ミコヤン社
ラドゥガ国家機械製造設計局
開発名OKB-155
正式採用名「K-9(K-9-155、R-38)」
全長4.5m
直径25.0cm
翼幅1.6m
発射重量245kg
最大速度マッハ3.0
射程-9km
推進方式固体燃料ロケットモーター
エンジンPRD-56 ロケットモーター
弾頭HE破片効果(27kg)
誘導方式セミアクティブレーダー誘導
G限界N/A

主な種類

  • K-9(AA-4):
    初期生産型。

  • K-9M:
    「スメルチ」レーダー用にシーカーを改良されたモデル。


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