Last-modified: 2017-02-08 (水) 19:41:40 (169d)

【AA-2】(えーえーつー)

ソ連で開発された短射程空対空ミサイル。
NATOコードではAA-2「アトール」と呼ばれ、ソ連ではR-3と呼ばれる。
また、開発名称ではK-13やオブイェクト300と呼ばれる。

台湾海峡航空戦においてMiG-15の尾部に突き刺さっていた不発AIM-9Bを海軍兵器局が1958年に中国から入手し*1、コピーしたものであり、それまでソビエトにおいて開発されていたAA-1「アルカリ」などとはまるで違う物となっている。

主な戦歴としては、ベトナム戦争第三次/第四次中東戦争レバノン侵攻?などで使用された。

主な搭載機はMiG-21MiG-23Su-17のほか、イスラエル空軍のミラージュ3CJが第三次中東戦争で鹵獲した物を搭載していた。

スペックデータ

ミサイル形式R-3SR-3RR-13MR-13M1
全長2.84m3.42m2.87m
直径12.7cm
翼幅53cm(後部)
45cm(前部コントロール・サーフェス)
63cm
発射重量75.5kg82.4kg-
射程1〜3.6km0.9〜4.0km-
推進方式固体燃料ロケットモーター
エンジンПРД-80АロケットエンジンПРД-240ロケットエンジン
弾頭HE 破片効果
(11.3kg)
HE 連続ロッド
(11.3kg)
信管454-K
光学式信管
Ястреб
電波式信管
Синица
レーダー式信管
誘導方式赤外線誘導セミアクティブレーダー誘導赤外線ホーミング
シーカーTGS-13KПАРГ-13
(10〜20GHz)
Иней 70
(フロンによる冷却)
Иней-M'
(フロンによる冷却)


バリエーション

  • R-3(AA-2 Atol):
    初期型。

  • R-3S(オブイェクト310、AA-2A Atol):
    赤外線誘導の量産型。

  • R-3R(オブイェクト320、AA-2C Atol):
    セミアクティブレーダー誘導型。

  • R-3U:
    照準訓練型。シーカーのみ。

  • R-3P:
    発射訓練型。炸薬なし。

  • R-3MV:
    ターゲットドローン型。

  • R-13M(オブイェクト380、AA-2D Advanced Atoll):
    性能向上型。

  • R-13M1:
    R-13Mの運動性向上型。

  • A-91:
    ルーマニアでのライセンス生産型。

  • 霹靂2
    中国でのライセンス生産型。詳しくは項を参照。


*1 この説には異論が有る。

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