Last-modified: 2023-04-20 (木) 09:53:02 (159d)

【A340】(えーさんよんまる)

Airbus A340.

1990年代にエアバス社が開発した旅客機

同社のA330と同時期に開発され、内装や部品などもA330との共通項が多い。
両機ともにA320コックピット構造(フライバイワイヤーサイドスティック)を踏襲しており、同じエアバス機であれば機種転換訓練を大幅に簡略化できる。

A330との顕著な差異としては、A340がエンジン四基の多発機A330双発機)である点が挙げられる。
A340を海上の長距離路線、A330を陸上の中短距離路線として使い分ける構想で開発されていた。

開発当時、双発機ETOPSによる制約により長距離航行を制限され、また実際双発機はエンジントラブルに対して脆弱だった。
しかし基礎技術の向上により双発機航続距離と安全性が向上し、A340も含めて多発機は市場価値を失っていった。

多発機の需要退縮と、競合機B747-400ペイロードで劣っていた事から、販売実績は低調なまま推移し、合計377機を製造して2011年に生産終了した。

日本では全日本空輸が5機を発注していたがキャンセルされたため、日本での運用はなかった。

スペックデータ

形式-200-300
乗員2名(機長副機長
基本座席数
(3クラス)
261名295名
全長59.4m63.6m
全高16.7m
全幅60.3m
キャビン5.28m
主翼面積361.6
後退角30°
無荷重量129,000kg129,275kg
最大離陸重量275t271t
貨物室
容量
100.2m³162.8m³
燃料搭載量155,040リットル141,500リットル
エンジンCFMインターナショナルCFM-56?ターボファン×4基
(-5C2/C3/C4/C4P)
エンジン推力138.78kN(CFM56-5C2)
144.57kN(CFM56-5C3)
151.25kN(CFM56-5C4)
138.78kN(CFM56-5C2)
144.57kN(CFM56-5C3)
151.25kN(CFM56-5C4)
149.9kN(CFM-56-5C4P)
貨物搭載数LD3コンテナ×18
パレット×30
LD3コンテナ×30
パレット×10
巡航速度マッハ0.82
離陸滑走距離
(最大離陸重量時)
2,990m3,000m
巡航高度11,887m
航続距離14,800km13,500km


形式-500-600
乗員2名(機長副機長
基本座席数
(3クラス)
313名380名
全長67.9m75.30m
全高17.1m
全幅63.45m
キャビン5.28m
主翼面積439.4
後退角31.1°
無荷重量170,400kg177,000kg
最大離陸重量365t366t
貨物室容量153.9m³207.6m³
燃料搭載量214,810リットル194,880リットル
エンジンロールス・ロイス トレント553/556ターボファン×4基
エンジン推力236kN(トレント553)
249kN(トレント556)
貨物搭載数LD3コンテナ×32
パレット×11
LD3コンテナ×42
パレット×14
巡航速度マッハ0.83
離陸滑走距離
(最大離陸重量時)
3,050m3,100m
巡航高度11,887m
航続距離16,000km13,900km

A340の派生型

A330/A340ファミリーとして次のものがラインナップされている。

  • A340-200:
    3クラス仕様で261席の基本型。

  • A340-300:
    3クラス仕様で295席の胴体延長型。

  • A340-8000:
    A340-200に燃料タンクを追加した航続距離延長型。1機のみ生産。
    8,000海里(14,800km)を飛行可能とする。

  • A340-500:
    3クラス仕様で313席の航続距離延長型。
    約16,000kmの航続距離を持ち、A330/A340ファミリーでは最も航続距離が長い。

  • A340-600:
    3クラス仕様で380席の胴体延長型。
    全長約75.3mと、2023年時点で現存する旅客機の中で最も全長が長い。


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