Last-modified: 2017-03-11 (土) 16:50:07 (17d)

【A300】(えーさんびゃく)

1970年にエアバスインダストリーが設立されてから最初に開発した中型双発ジェット旅客機
1972年10月に初飛行した。

最初に開発されたモデルでは機長副操縦士航空機関士(フライトエンジニア)の3マンクルーで運航していたが、後に2マンクルーを可能とするA300-600やA300-600Rが開発される。
また、業務輸送用の大容積物件搭載貨物機-600STも作られた。

余談ではあるが、初飛行した際エアバスインダストリーがデモ用に塗装したカラーリングを当時の東亜国内航空(後の日本エアシステム。現在は日本航空に吸収されて消滅)が自社のカラーリングとして採用し、導入した経緯もある。

2007年7月、量産最終号機となる貨物機型がアメリカのフェデックスに引き渡され、生産を終了した*1

20060617a300jal.jpg

スペックデータ

タイプA300B2A300B4A300-600A300-600R
乗員3名
機長副操縦士航空機関士
2名
機長副操縦士
乗客2クラス266名
全長53.62m54.8m
全高16.52m16.53m
全幅44.84m
主翼面積260
エンジンターボファン×2基
GE CF6-50C2
or
P&W JT9D-59A?
GE CF6-80C2
or
P&W PW4158?
最大燃料搭載量-62,900L-68,150L
速度
(最大/巡航)
M0.82/M0.78
航続距離※最大ペイロード
1,000海里
(1,850km)
2,200海里
(4,070km)
2,200海里
(4,070km)
2,700海里
(5,000km)

A300の派生型

  • A300B1:
    原型機。
    エンジンはGE製CF6-50A型を装備。

  • A300B2:
    初期量産型。
    エンジンはGE製CF6型かP&W製JT9Dエンジンを装備。

  • A300B2K:
    東亜国内航空が保有していた型。
    離着陸性能を向上させるため、主翼前縁下面のパネルが前方展開するクルーガーフラップを装備していた。

  • A300B4:
    航続距離延長型。
    東亜国内航空が保有していた機体の一部には、サイドカーゴドアを装備していた物もあった。

  • A300FFCC:
    最初の2マンクルー航空機。

  • A300F4:
    貨物型。旅客型からの改造。

  • A300C4:
    貨客混載/転換型。

  • A300 ZERO-G:
    客室で微重力状態を再現できるようにした機体。
    エアバス社の社有機(3号機)から改造された。

  • A300-600:
    グラスコックピットを導入し、2マンクルーを可能とした機体。
    エンジンはGE製CF6-80及びP&W製PW4000エンジンを装備。

  • A300-600R:
    A300-600の航続距離延長型。
    搭載エンジンで型式が異なり、GE製エンジン搭載機はA300-605R、P&W製エンジン搭載機はA300-622Rと呼ばれる。

  • A300-600F/-600RF:
    貨物型。

  • A300-600ST「ベルーガ」
    スーパーグッピーの後継として、エアバス社の業務輸送(機体コンポーネント輸送)用に製作された大容積物件運搬用貨物機


*1 なお、旅客機型の最終号機は2002年、日本エアシステムに引き渡された機体(登録番号:JA016D)であった。

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