Last-modified: 2016-01-09 (土) 11:37:17 (501d)

【97式歩兵戦闘車】(きゅうじゅうななしきほへいせんとうしゃ)

中国人民解放軍陸軍で運用されている歩兵戦闘車
ZBD-97やWZ-502とも呼ばれる。

開発に当たっては、ロシアからBMP-3火器管制システムと9M117「バスティオン(AT-10『スタッバー』)」対戦車ミサイルの技術供与を受けている。
車体はBMP-3と似ているが、アルミ合金から圧延溶接鋼板製となり、機関室は車体前部右側に移され、後面乗降用扉はウォータージェットの噴出口に挟まれる形で設置されている。
この乗降用扉は完全武装の兵士が通行するのに十分な大きさになっている。

エンジンは可変出力型の8V150水冷式ディーゼルエンジンを搭載している。
このエンジンは98式戦車?に搭載されている150HB液冷ディーゼルの改良型である。

武装は100mm低圧砲と30mm機関砲、7.62mm機関銃を装備している。
100mm低圧砲からはGP-2対戦車ミサイルを発射できる。
このミサイルは9K116「バスティオン」をベースに開発された対戦車ミサイルで、砲塔上の照準器から発せられるレーザービームに誘導されて目標に向かって飛行する。

各派生型も開発されているほか、海軍陸戦隊向けに本車をベースにした発展型である「05式水陸両用歩兵戦闘車」が開発されている。

スペックデータ

乗員3名+兵員7名
全長7.2m
全高2.45m
全幅3.23m
戦闘重量約20t
懸架方式トーションバー
エンジン8V150液冷ディーゼル(出力536〜550hp(陸上)/600hp(水上))
登坂力70%
超堤高0.7m
超壕幅2.5m
最高速度70km/h
行動距離600km
装甲N/A
兵装100mm低圧滑腔砲×1門(弾数40発)
30mm機関砲×1基
7.62mm機関銃×1挺
GP-2対戦車ミサイル


派生型

  • 97式歩兵戦闘車(ZBD-97):
    基本型。

  • VN-11:
    輸出型。

  • 汎用ターレット試験型:
    新開発のSW1ターレット汎用兵装システムを搭載する型。
    武装は30mm機関砲×1門と紅箭8(HJ-8)対戦車ミサイル発射機(ミサイル4発)を搭載。

  • 04式装甲歩兵戦闘車:
    改良型。

  • 装甲回収車型;
    砲塔を外した車体にクレーン・牽引具等を搭載した野戦回収車型。
    武装として12.7mm機関銃を装備。

  • 05式水陸両用歩兵戦闘車(ZBD-05/ZBD-2000)?
    97式ベースの海軍陸戦隊向け拡大発展型。
    詳しくは項を参照。

  • 07式自走榴弾砲(PLZ-07):
    96式122mm榴弾砲を装備した密閉砲塔を搭載する自走榴弾砲型。


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