Last-modified: 2022-03-09 (水) 17:50:43 (456d)
【81式自走架柱橋】 †
陸上自衛隊の施設科(工兵)が装備する架橋車両。
河川や不整地に臨時の橋を構築する事を目的として、各方面隊隷下の施設科部隊に配備されている。
74式特大型トラックの荷台部分に、油圧シリンダーで伸縮する折り畳み式の橋を載せたもので、1両が長さ10m分の橋桁・橋脚を運搬し、6両がかりで最大長60mまでの橋を構築できる。
設置には1両あたり20〜30分間、1つの橋を構築するのに最大で3時間程度を要する。
構築された橋は軍用車両が通行可能だが、一部の車種*1は重量制限から通過不可。
前述のように、通行可能重量に不足があったため、現在では後継機種として07式機動支援橋が開発・配備されている。
スペックデータ †
乗員 | 2人 |
全長 | 9.70m |
全高 | 3.40m |
全幅 | 2.85m |
全備重量 | 22.4t |
最高速度 | 85km/h |
橋節長 | 10m |
架設長 | 60m(1セット6両) |
橋梁幅 | 3.75m |
架柱高 | 最大:4m 調節幅:2m |
製作 | 日本アルミ |