Last-modified: 2021-09-18 (土) 11:48:56 (740d)
【69式空対空誘導弾】 †
AAM-1.
1960年代、日本が初めて開発した空対空ミサイル。
航空自衛隊向けとして開発・生産された。
当時、航空自衛隊では戦闘機に搭載する空対空ミサイルにアメリカ製のAIM-9Bを使用していたが、同ミサイルが生産打ち切りとなる可能性があるとの理由から開発に着手され、1969年に制式採用された。
誘導方式は赤外線誘導方式で撃ちっ放し能力を有する。
実質的にはAIM-9Bのデッドコピーとされる。
また、実際にはAIM-9Bの生産は続けられたため、ほとんど運用されなかった。
スペックデータ †
全長 | 2.5m |
直径 | 0.15m |
重量 | 80kg |
シーカー | 赤外線パッシブシーカー |
誘導方式 | 赤外線誘導 |
推進装置 | 固体燃料ロケットモーター |
最大射程 | 5km程度 |
製作 | 三菱重工業株式会社 |