Last-modified: 2020-07-07 (火) 03:23:42 (202d)
【092型】 †
1980年代に就役した、中国海軍初の戦略原子力潜水艦(SSBN)。
091型原子力潜水艦をベースに開発された。
中国では長征6号級と呼称するが、NATOコードでは
2隻が建造されたが、現在、運用されているのは「長征6号」(北海艦隊所属)の1隻のみで*1、漢級攻撃原潜とともに「虎の子」というべき存在とされている。
そのため、短期間港から出ることがあるものの、本格的に稼働してはいない模様と思われていたが、2009年4月23日に行われた国際観艦式に参列していたことから、現在も稼動状態にあることが確認されている。
武装は、艦首に533mm魚雷発射管を6門装備するほか、射程2,150kmの巨浪1型(JL-1)SLBMを12基搭載する。
後継として094型戦略潜水艦(SSBN)が建造中である。
スペックデータ †
全長 | 120m |
全幅 | 10m |
喫水 | 8m |
排水量 (水上/水中) | 6,500t/7,000t |
主機関 | 加圧水型原子炉(116MW)×1基/蒸気タービン×2基 1軸推進 |
最大速力 (水上/水中) | 20kt/22kt+ |
可潜深度 | 300m前後 |
航続距離 | N/A |
乗員 | 100名 |
武装 | 533mm魚雷発射管×6門、VLS×12基(巨浪1号SLBM×12発) |
同型艦 †
# | 艦番号 | 艦名 | 主造船所 | 起工 | 進水 | 就役 | 退役 | 所属 |
1番艦 | 406 | 長征6号 | 渤海造船所 | 1981. | 1983. | 北海艦隊 海軍潜艇第1基地 |