Last-modified: 2014-06-28 (土) 19:48:24 (1034d)

【039型】(ぜろさんきゅうがた)

旧式化した035型(ミン)型)の後継として1999年に就役した中国海軍の攻撃型潜水艦。
中国では039型または遠征20号級と呼称するが、NATOコードでは(ソン)型(中国歴代王朝の名称から)と呼ばれる。

039型には初期型(039)、改良型(039G)、発展型(039G1)の3つのタイプが存在し、初期型の1番艦(320号)は2段型セイルが特徴だったが、騒音過大や水中安定性の不足など各種の初期不良が発生したため、2番艦以降は通常型のセイルに改設計されている。

船型は涙滴型・複殻型で、主機は独209型?潜水艦と同じ、MTU 16V-396SE84ディーゼルを搭載するが、国産化も進められているという。
スクリューは中国の潜水艦として始めて、三日月型のハイスキュード・タイプ(7枚翼)を採用している。
また、ソナーなどの戦闘システムはフランス製のものを搭載している。

現在までに16隻が建造されており、東海艦隊と南海艦隊に配備され、母港は上海近郊の舟山海軍基地である。

スペックデータ

乗員50〜60名
全長74.9m
全幅8.4m
吃水5.3m
排水量
(水上/水中)
1,700t/2,150t
主機関ディーゼルエレクトリック方式
MTU 16V-396SE84ディーゼル*1×4基(6,092馬力)
スキュード型7翼スクリュー×1軸推進
速力
(水上/水中)
15kt/22kt
最大潜行深度350m
航続距離7,000nm/10kt(水上)
武装533mm魚雷発射管×6門
(魚4(Yu-4)対艦魚雷または魚5(Yu-5)対潜魚雷を18発搭載)
YJ-82対艦ミサイル
機雷×36発(魚雷を積まない場合)
レーダーIバンド対水上レーダー×1基
電子戦・対抗装備921A型ESM装置×1基

派生型

  • 039型:
    2段セイルが特徴の初期型。

  • 039G型:
    039型の改良型。
    セイルを2段から通常タイプに改設計し、搭載するソナーに合わせて艦首の設計も改められている。

  • 039G1型:
    039型の発展型。AIP推進のテストベット艦。

同型艦

039型
艦番号艦名主造船所進水就役
320遠征20号武漢造船廠1994.5.251999.6.
039G型
艦番号艦名主造船所進水就役
321遠征21号武漢造船廠1999.11.112001.4.
322遠征22号2000.6.282001.12.
323遠征23号2002.2003.12.
313遠征13号--
314遠征14号2003.11.
039G1型
艦番号艦名主造船所進水就役
315遠征15号上海江南造船所2004.6.132003.12.
316遠征16号2004.2005.
317遠征17号武漢造船廠-2003.
318遠征18号上海江南造船所2006.
324遠征24号武漢造船廠2005.
325遠征25号2006.
326遠征26号
327遠征27号上海江南造船所-
328遠征28号武漢造船廠
329遠征29号



*1 ドイツ製209型?潜水艦と同型。

トップ 編集 凍結 差分 バックアップ 添付 複製 名前変更 リロード 新規 一覧 単語検索 最終更新ヘルプ   最終更新のRSS