Last-modified: 2014-11-01 (土) 17:42:06 (998d)

【殲撃12】(せんげきじゅうに)

  1. 中国の次期戦闘機計画で中国航空工業第1集団公司(AVIC-I)傘下の成都航空機工業(CAC)第611研究所と瀋陽航空機工業(SAC)第601研究所が開発している機体で、「J-XX」とも呼ばれる。
    成都航空はカナード付き無尾翼デルタの機体、瀋陽航空は後退翼と水平尾翼を組み合わせた通常形式の機体を設計した。
    エンジンはロシアのRD-33クラス、若しくはAL-31Fクラスのものを搭載する予定で、推力偏向ノズル付きのプロトタイプが2002年の珠海航空ショーで展示された。

    機体の制御は瀋陽航空が開発した新型フライバイワイヤーで行われ、レーダーはKLJ-5(又は1475型)と呼ばれるアクティブフェイズドアレイレーダーが搭載される。
    この新型レーダーは対空・対地・対水上用のマルチ・モードを有しており、捜索・追跡距離も長く同時に多数の目標を追跡・攻撃できるという。

    なお、ロシアが中国に第5世代戦闘機の共同開発・生産を提案しており、ロシアによると「完成すると、性能はF-22F-35並になる」と言われているらしいが、この提案を受けたという情報は無い。

  2. 中国の南昌飛機製造公司が開発した試作小型軽量戦闘機。
    当時中ソ対立によるJ-7の就役の遅れが発生した為、純国産戦闘機として大きく期待され、開発開始からわずか1年5ヶ月で初飛行した。

    機体はJ-5よりもコンパクトな設計で、主翼には後退翼が採用されている。
    エンジンは、J-6に搭載されていた渦噴6の改良型である渦噴6乙を搭載している。
    固定武装は30mm機関砲1門と23mm機関砲1門を装備し、PL-2赤外線誘導空対空ミサイルを2発搭載する。
    初期型と後期型があり、後期型は外翼形状が変更されショックコーンが追加されている。

    しかし、文化大革命の影響や極端に小型軽量化された設計による低性能*1J-7の生産にめどが付いたため開発意義を失い、1978年に開発中止になっている。
    製造数は合計4〜6機と推定されている。

    スペックデータ
    乗員1名
    全長10.30m
    全幅7.20m
    全高3.73m
    翼面積16.0
    空虚重量3,172kg
    最大離陸重量4,530kg
    エンジン渦噴6乙(WP-6B)ターボジェット×1基
    推力30.4KN(ドライ)/39.716KN(A/B使用時)
    最大速度マッハ1.472
    航続距離688km
    実用上昇限度16,970m
    上昇率10,800m/min
    武装30mm機関砲×1門
    23mm機関砲×1門
    PL-2×2発


*1 機体が小型だったため、火器管制装置レーダーを搭載できなかった。

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