Last-modified: 2019-05-06 (月) 14:49:22 (214d)

【塹壕足】(ざんごうあし)

第一次世界大戦時の兵士に蔓延した事で知られる足の疾病。
足先から皮がひび割れて壊疽が生じ、重篤な事例では指や足の切断術が必要。
壊疽は細菌感染を伴うもので、適切に処置しなければ血流に乗って致死的な敗血症を引き起こす場合もある。

主たる原因は寒季の野外生活による凍傷、長靴で蒸れた足の水虫、それらの傷を負った足を不衛生な泥水に浸す事による感染症。
現代でも野外訓練を重ねる兵士にありがちな職業病の一つである他、登山や遭難などでも類例が見られる。

特に塹壕は水捌けが悪く、塹壕戦では足下の冷たいぬかるみを踏みしめながら生活する事を強いられた。
加えて、沼沢は歩行困難な点で突撃を防ぐのに適した地形であり、沼に足を浸して何時間も敵を待ち続ける事もままあったという。


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