Last-modified: 2022-11-18 (金) 08:51:03 (518d)

【投射弾量】(とうしゃだんりょう)

戦闘における砲弾・爆弾の消費量。
弾頭の種類などは深く考慮せず重量のみを考える。
ただし、想定される戦闘行動において使用しない・有効性を期待できない兵装は計上しない。

例えば榴弾砲の投射弾量を考える際、砲兵各自で携行する拳銃などは無視する。

兵器の破壊力を推定する指標であり、投射弾量が多いほど大規模な破壊が可能となる。
また、実際の作戦行動や補給の都合などに応じて単位時間を定められ、その時間内に発射可能な投射弾量が問題となる。

例1
A-10攻撃機が装備するGAU-8ガトリング砲は、425gの徹甲弾を毎秒70発で発射可能。
GAU-8の投射弾量は29.75kg/秒となる(425g × 70 = 29,750g)。
例2
2機のA-10で構成された飛行編隊で、上述のGAU-8の徹甲弾が各機1,350発ずつ搭載される。
この飛行編隊の投射弾量は1147.5kg/フライトとなる(1,350 × 425g × 2 = 1,147,500g)。

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