Last-modified: 2023-05-13 (土) 12:42:05 (131d)
【第6師団】 †
JGSDF 6th Division.
陸上自衛隊における戦略級部隊単位である師団の一つ。
本師団のルーツは、陸上自衛隊創設後の1954年、東北地方及び新潟県*1の警備のために東京都・練馬駐屯地で編成された「第6管区隊」である。
その後の1962年、「師団」制度が発足すると共に、「第6管区隊」から現在の名称に改められた。
本師団は、司令部を山形県・神町駐屯地に置き、2個普通科(歩兵)連隊・1個即応機動連隊を基幹とする約7,000名の兵員を擁し*2、東北地方南部(山形県・宮城県・福島県)の防衛警備・災害派遣・民生協力及び国際貢献活動などを任務にしている。
2020年3月26日に第6特科連隊が2個大隊に改組のうえ、同様に第9師団第9特科連隊より改組された2個大隊とともに、東北方面特科隊隷下の「東北方面特科連隊」に配置替えとなっている。
それに伴い、第6後方支援連隊第2整備大隊特科直接支援中隊が廃止された。
部隊編制 †
*1 新潟県の防衛警備は後に第1管区隊を経て第12師団(現在の第12旅団)の管轄に移される。
また、青森県・岩手県・秋田県については第9師団の管轄に移されている。
*2 兵力規模は、1950〜1960年代の陸自にあった「(番号付き)混成団」や列国の陸軍の「独立混成旅団」に近い。