Last-modified: 2023-03-11 (土) 10:27:19 (86d)
【第一種空港】 †
日本の法令がかつて規定していた空港の分類のひとつ。
空港整備法(1956)で定義され、空港法(2008)による法改正によって無効となった。
空港整備法 第二条
1980年代以後、旧第二種空港などにも国際線が乗り入れるようになり、法令と実情が大きく乖離。
空港整備法が空港法へと改正されるに伴い、第一種・第二種・第三種の区分は廃止され、それらは全て「空港」であるとされた。
関連:第二種空港 第三種空港
該当する空港 †
空港名 | 所在する都府県 | 空港法改定後 |
成田国際空港 | 千葉県 | 会社管理空港 |
東京国際空港(羽田空港) | 東京都 | 国管理空港 |
中部国際空港 | 愛知県 | 会社管理空港 |
大阪国際空港(伊丹空港) | 大阪府・兵庫県 | 国管理空港 →会社管理空港 |
関西国際空港 | 大阪府 | 会社管理空港 |
なお、当該空港は全て、現状の空港法でも同法第4条により「国土交通大臣が設置管理する」ものと定められている。
しかし、実際に国が管理しているのは東京国際空港(羽田空港)のみで、他は空港法第4条の3及び4の規定により民間企業に管理委託されている。