Last-modified: 2016-07-04 (月) 18:03:03 (472d)

【大勲位菊花大綬章】(だいくんいきっかだいじゅしょう)

日本における勲章の一つで、最高位の大勲位菊花章頚飾に次ぐ格にある勲章。
イギリスのガーター勲章やスウェーデンのセテファン勲章などのように、当時の君主政国家の多くが普通勲章の上に制定していた最高位の勲章の類に倣い、1876(明治9)年12月27日に旭日章に次いで制定された。

授与は、桐花章を授与するに値するよりさらに優れた功績を国家にもたらしたものが対象とされる。
戦前は皇族・王公族や総理大臣経験者のみならず、陸海軍や枢密院などで活躍した人間などに授与された。
戦後は総理大臣を約5年以上務めた者、最高裁長官を長年勤め、多大な功績があった人物に授与されることが多い。
しかし生存者叙勲が再開された後、生前に授与された総理大臣経験者は3人と非常に少ない。*1

戦前・戦時中で叙勲を受けた日本軍人

※皇族を除く

氏名階級(叙勲当時)叙勲年月日備考
黒田清隆?陸軍中将1900(明治33)年8月25日第2代内閣総理大臣、没後叙勲
大山巌陸軍大将1902(明治35)年6月3日参謀総長、元老
西郷従道?元帥海軍大将元老
山縣有朋?元帥陸軍大将第2・9代内閣総理大臣
桂太郎?陸軍大将1906(明治39)年4月1日第11代内閣総理大臣
東郷平八郎海軍大将1906(明治39)年4月1日第3・4代連合艦隊司令長官 第8代海軍軍令部長? 東宮御学問所総裁
野津道貫?元帥陸軍大将1908(明治41)年10月6日日露戦争時「第4軍」司令官
伊東祐亨?元帥海軍大将1913(大正2)年11月10日海軍軍令部長、初代連合艦隊司令長官
寺内正毅?元帥陸軍大将1919(大正8)年11月3日第18代内閣総理大臣、初代朝鮮総督 没後叙勲
樺山資紀海軍大将1922(大正11)年2月8日初代台湾総督 没後叙勲
加藤友三郎?元帥海軍大将1923(大正12)年8月24日連合艦隊参謀長 第21代内閣総理大臣 没後叙勲
長谷川好道元帥陸軍大将1924(大正13)年1月28日没後叙勲
川村景明元帥陸軍大将1926(大正15)年4月28日東京衛戍総督 没後叙勲
奥保鞏?元帥陸軍大将1928(昭和3)年11月10日日露戦争時「第2軍」司令官
山本権兵衛?海軍大将1928(昭和3)年11月10日第16・22代内閣総理大臣
井上良馨元帥海軍大将1929(昭和4)年3月22日没後叙勲
上原勇作?元帥陸軍大将1933(昭和8)年11月8日没後叙勲
斎藤実?海軍大将1936(昭和11)年2月26日第30代内閣総理大臣 没後叙勲*2
山本五十六元帥海軍大将1943(昭和18)年4月18日第26・27代連合艦隊司令長官 没後叙勲*3

*1 吉田茂、佐藤栄作、中曽根康弘の3名。
*2 二・二六事件で死亡。
*3 ブーゲンヴィル島上空にて戦死。

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