Last-modified: 2021-01-27 (水) 17:16:37 (977d)
【対潜ロケット弾】 †
潜水艦を攻撃するため、水上艦に搭載されるロケット弾。
かつて、水上艦からの対潜攻撃は爆雷によって行われることが多かったが、この際には目標の潜水艦に近づかねばならず、反撃を受ける可能性も高かった。
そこで、より遠くへ投射するために爆雷にロケットブースターを取り付け、着水後に時限信管や近接信管、水圧によって起爆させるようにしたものが対潜ロケット弾である。
現在では、爆雷ではなく対潜魚雷にロケットブースターを取り付けた物が主流である。
主な対潜ロケット弾としては、日本のゆうばり型などが装備する「71式ボフォース対潜ロケット」や、ロシア海軍艦艇が装備するRBU-6000「スメールチ3」やRBU-1000「スメールチ2」などがある。
なお、アスロックやSS-N-16などは対潜ミサイルと呼ばれることもある。
主な対潜ロケット †
- アメリカ
- RUA-4A「ウェポン・アルファ」
- RUA-4A「ウェポン・アルファ」
- スウェーデン
- M/50 375mm対潜ロケット砲
- M/50 375mm対潜ロケット砲
- 日本
- 71式ボフォース対潜ロケット(M/50を三菱重工業でライセンス生産した型)
- 71式ボフォース対潜ロケット(M/50を三菱重工業でライセンス生産した型)
- 中国
- 87式対潜ロケット
- 87式対潜ロケット
- ロシア
- RBU-900(イギリス製ヘッジホッグの射程延伸版)
- RBU-1200
- RBU-2500「スメールチ」
- RBU-6000「スメールチ2」
- RBU-1000「スメールチ3」
- RBU-12000「ウダフ1」