Last-modified: 2023-02-18 (土) 13:47:54 (222d)
【早期警戒機】 †
Airborne Early Warning(AEW).
大出力の大型レーダーを搭載し、広範囲の索敵を行う偵察機。
編隊へのC3I機能を兼ねる事が多く、AWACSとの境界は曖昧である。
高高度から下方を見下ろすため、地上からでは地平線・水平線に阻まれて届かない場所も走査できる。
このため、地形の制約を受ける地上施設・艦艇よりも有効索敵範囲は広い。
事実上、軍隊が索敵に使用できるものとしては最も高性能なレーダー機器である。
低速での長時間滞空が要求されるため、機体そのものの設計は輸送機(旅客機)や爆撃機をベースとする事が多い。
レーダーを含む内部機器は最先端軍事技術の塊であり、重要な軍事機密とされる。
関連:早期警戒管制機 AWACS
主な機体 †
- アメリカ
- PB-1W ※B-17GにAN/APS-20?レーダーを搭載したもの。
- AD-3W/4W/5W ※AD-4Wはイギリス海軍でもスカイレイダー AEW.1の名称で使用。
- EC-121「ウォーニングスター」
- E-1「トレイサー」
- E-2「ホークアイ」
- P-3C AEW&C「センチネル」(税関が使用)
- シーキングAEW.2A/5/ASaC.7
- イギリス
- ガネットAEW.3
- シャクルトンAEW.2
- HS-748
- ソ連/ロシア
- Yak-44E(開発中止)
- An-71"マッドキャップ"(試作機のみ)
- Ka-31「ヘリックス」
- 中国
- JZY-1(運輸7(Y-7)ベース。開発中)
- JZY-1(運輸7(Y-7)ベース。開発中)
- イタリア