Last-modified: 2017-12-29 (金) 11:58:34 (1977d)
【狙撃銃】 †
Sniper Rifle.
小銃の中で、狙撃用に特化したものをいう。
また、狙撃専用に作られていない小銃・機関銃でも、必ずしも意図や特化してはいないが、使用法から狙撃銃と呼ぶこともある。
一発必中が必要な警察用などでは精度を最優先としてボルトアクション、標的が単一ではない軍用ではセミオートがよく使われる(フルオートは求められない)。
狙撃では弾丸が重い方が有利なため7.62mm以上の弾丸が使われることが多い。
初速を高めるため.308Winなどの強装弾や、それ以外でも高品質な弾丸を用いる事がある。
一方、64式小銃のように、逆に弱装弾で命中精度を高めた例も有る。
軍隊においては専門の狙撃手が用いるが、銃本体だけでなく本人の腕や足場の安定なども不可欠である。
また、銃本体にも一般的な小銃以上の日頃の調整が必要となる。
狙撃銃の種類 †
- 専用の小口径銃
- スコープの標準装備や回転機構の調整など、最初から狙撃精度を高める工夫を優先して設計された銃。
狙撃のために一から作られる場合と、既存の小銃の再設計の場合があるが、いずれにせよ一般的な自動小銃の数倍〜数十倍の値段が付いている。
- 対物狙撃銃
- 詳しくは対物ライフルの項を参照。