Last-modified: 2022-09-07 (水) 19:26:12 (589d)

【前面投影面積】(ぜんめんとうえいめんせき)

三次元の物体を、正面から二次元に投影した時に出来る「陰」の面積。

航空機の場合には空気抵抗の目安となる。
速度が上がれば上がるほど速度への悪影響が大きくなり、大抵の場合に高速飛行を求められる軍用機にとっては死活問題となる。

また、前面投影面積は、前方から攻撃された場合の「標的」の大きさでもある。
このため、軍用車両は可能な限り前面投影面積が低くなるよう、車高や横幅を抑えて設計される。
また、人体は立っているより伏せている方が前面投影面積が低いため、歩兵匍匐した状態で行動できるよう訓練される。


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