Last-modified: 2018-06-19 (火) 18:00:26 (1811d)
【戦闘員】 †
戦闘行為における法的責任について文民統制による免責を受ける事を認められた人物。
国家的な指令系統に基づく戦闘行為(殺人・暴行・器物損壊・武器の所持など)を合法的に行う事ができる。
合法的に戦闘行為を行い、個人的な背任を犯していない限りにおいて、戦闘で生じた損害についても個人の賠償責任を問われない。
ただし、国家総力戦において敗戦国の主権が崩壊した場合にはこの原則が通用しなくなる。
軍事裁判において、戦勝国の戦闘員は厳密な法的保護を受けられるが、敗戦国の将兵はしばしば冤罪に近い罪状で裁かれる。
ハーグ陸戦条約により、以下の条件が満たされている者を言う。
- 指揮をとる者がおり、統制されている事。
- 遠くからでも判別可能な徽章を装備している事。
- 武器を隠さずに携帯している事。
- 各種戦争法を遵守している事。