Last-modified: 2022-07-11 (月) 18:32:00 (152d)

【西部方面普通科連隊】(せいぶほうめんふつうかれんたい)

概要
創設2002年(平成14年)3月27日
廃止2018年(平成30年)3月26日
所属国日本国
部隊編制単位連隊*1
兵種、任務、特性レンジャー
上級部隊西部方面隊
所在地相浦駐屯地(長崎県佐世保市)

かつて、陸上自衛隊西部方面隊の直轄指揮下にあった普通科歩兵)連隊。
長崎県佐世保市にある、相浦(あいのうら)駐屯地を本部所在地としていた。
「西普連」、または「WAiR(ワイアー)*2」とも呼ばれ、「バラモン部隊」*3との愛称も付けられていた。

外敵勢力による離島への上陸作戦に対抗する策として、2002年に創設された部隊であり、九州から沖縄にかけての東シナ海に多数点在する島嶼(とうしょ)部を警備・防衛することを主任務としていた。
本連隊は、定員660人・3個中隊編成で、隊員の半数がレンジャー徽章を持っており、各中隊につき1つのレンジャー小隊を備えていた*4
西部方面飛行隊からの空輸支援を受け、いち早く島嶼部に展開する能力を持っていた。

主任務としては「隠密裏の潜入」「遊撃による敵陣地構築の妨害」「通信の遮断」「情報収集」及び「逆上陸部隊の誘導」などがあり、アメリカ海兵隊の「武装偵察部隊」に似た性格を持っていたという。

また、同隊は第1空挺団で36歳までに空挺レンジャー課程を履修できなかった空挺隊員の転属先として、本人の希望があれば優先的に配属される部隊でもあった。

2014年度に策定された防衛大綱で、日本における事実上の海兵隊となる「水陸機動団」の発足が決まり、2018年3月末に、本連隊は「第1水陸機動連隊」へと名を変え、水陸機動団隷下の一部隊となる形で発展的解消を遂げた。

主な装備(最終状態)


*1 ただし、兵力規模は旅団方面混成団隷下の普通科連隊と同程度で、列国の陸軍の基準では「増強独立歩兵大隊」程度である。
*2 部隊名の英語表記である「Western Army infantry Regiment」の各単語の頭文字から取っている。
*3 五島列島の郷土玩具、「バラモン凧」からこの愛称が付けられたという。因みに「バラモン」は五島方言で「元気な、威勢が良い」を意味する「ばらか」に由来している。
*4 特に、レンジャー小隊に所属する隊員に対しては、本来なら特殊作戦群に所属する隊員に向けた給与制度である「特殊作戦隊員手当」が適用されていたという。

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