Last-modified: 2018-01-12 (金) 09:27:59 (283d)

【新明和工業】(しんめいわこうぎょう)

Shinmaywa Industries.

日本の輸送機械メーカー。本社は兵庫県宝塚市に置かれている。

航空分野では海上自衛隊に納入されているPS-1US-1US-2といった飛行艇のメーカーとして知られている。

当社のルーツは、1920年に兵庫の豪商・川西清兵衛が設立した「川西機械製作所」の航空機部である。
これが1928年に「川西航空機」として独立し、第二次世界大戦期には九七式飛行艇?二式飛行艇強風紫電紫電改などの機体を開発・生産していた。

川西航空機は終戦後、GHQの占領政策で日本人の航空分野への関与が禁じられたことから、航空機から汎用機械メーカーへの転換を図る中で社名を「明和興業」へ変更したが、日本政府からの戦時補償が打ち切られた*1ことに伴い、自動車部門*2・汎用機械部門と債務整理部門で分社化されて現在の形となった。
その後、朝鮮戦争を契機に航空機部門を再設立し、YS-11の分担生産・海上自衛隊向けの飛行艇生産で航空機メーカーとして復活した。

現在は前述の自衛隊向け飛行艇の他、ボーイングエアバス製の旅客機のコンポーネントや空港飛行場のボーディングブリッジの生産なども行っている。

公式サイト:http://www.shinmaywa.co.jp/

主な製品

  • 川西航空機時代
  • 新明和工業時代
    • 航空機
    • 生産協力
      • B787(主翼桁(スパー)の製造を担当)
      • B777(翼胴フェアリングの製造を担当)
      • B767川崎重工業三菱重工業富士重工業の2次下請けとして部品製造を担当)
      • A330/A340主翼フィレット・フェアリングの製造を担当)
      • A380(主翼フィレット・フェアリングとランプ・サーフェス・パネルの製造を担当)
      • YS-11(後部胴体、翼端、ドーサルフィン?の製造を担当)
    • その他
      • U-36A、US-2の定期修理(PAR*3*4
      • 航空自衛隊U-4(ガルフストリームIV)の航空機定期修理(IRAN*5

*1 軍需品の受注で日本政府に対して持っていた債権に対して、100%の税金がかけられて無効化されていた。
*2 「明和自動車工業」として設立され、現在の「ダイハツ自動車」の源流となった。
*3 Progressive Aircraft Rework.
*4 新明和岩国航空整備株式会社が担当。
*5 Inspect and Repair As Necessary.

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