Last-modified: 2016-06-05 (日) 11:11:52 (555d)

【参謀】(さんぼう)

軍隊をはじめとするあらゆる組織において、責任者に要求される膨大な情報処理を代行し、意志決定に必要な情報を整理する役目を負う頭脳労働者。
類義語は「軍師」「指南役」「ブレイン」「オブザーバー」「秘書」「参与」「カウンセル」「顧問」「幕僚」など。

軍隊においては責任者が佐官・将官である場合(基本的には地上部隊であれば1個大隊以上の規模、海軍においては艦隊)に配属される。
その職責に応じた機密取扱許可と発言権を与えられるが、参謀以外の部下を指揮する事は原則として認められない。

ただし現実問題として、機密に知悉していて発言権がある人物の職権濫用を防ぐのは難しい。
また、軍隊は官僚制度的な派閥力学の坩堝であり、軍人の意思決定では各人の視点・思想・野望による偏向が生ずる。
スパイ行為・派閥抗争から単なる連絡ミスに至るまで、指揮官の名義が借用される虚報・偽令の類はどの軍隊も常に抱えるリスクだと言える。

参謀部

軍事活動における複雑怪奇な状況を一人の参謀だけで掌握する事は事実上不可能に近い。
よって、参謀だけで構成された独自の指揮命令系統を確立するのが普通である。
このような集団を「参謀本部」「参謀会議」「作戦部」「大本営」「参謀部」などと称する。

典型的な参謀部は以下のような構成を持つ。

  • 参謀長
    • 一般参謀(参謀長の補佐を務める)
    • 専門参謀(人事、行政、情報作戦後方、計画、通信、工兵、輸送、監察、公報、会計、法務憲兵などの専門分野を担当する)
      • 事務参謀(専門家を補佐する秘書の役割を務める)

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