Last-modified: 2023-01-02 (月) 09:58:48 (86d)
【空挺部隊】 †
Airborne/Para-trooper.
「空中挺進部隊」の略。
空挺降下による展開を想定して編成された歩兵部隊。
航空機によって敵の戦線や山岳・大河・海などの要害を飛び越えて降下し、敵地の後方に浸透する事を主任務とする。
その後は現地に空挺堡を構築して防御戦闘を行いつつ、可能なら兵站破壊や敵前線の包囲にかかる。
輸送機の性質上、あまり重量のある兵器は展開させることができず、装備はあまり潤沢でない。
現代では車輌を降下させる事も可能だが、重量制限は非常に厳しく、主力戦車や自走榴弾砲を持ち込むのは不可能に近い。
そのため、友軍との連携が断たれればすぐさま敵中に孤立し、玉砕や投降の憂き目を見ることもままある。
このように、危険で過酷な任務を受け持つため、訓練もそれを想定して高度かつ過酷なものとなる。
入隊時の審査も厳しく、精鋭部隊・エリート部隊とみなされる事も多い。
また、空挺降下という任務の性質上、特殊部隊の母体となる事もある。
関連:マーケット・ガーデン作戦 ヘリボーン
各国の主な空挺部隊 †
日本 †
アメリカ合衆国 †
ロシア連邦 †
- ロシア連邦空挺軍(露:Воздушно-десантные войска
Российской Федерации)
- 第7親衛山岳・空中襲撃師団
- 第76親衛空中襲撃師団
- 第98親衛空挺師団
- 第106親衛空挺師団
- 第11独立親衛空中襲撃旅団
- 第31独立親衛空中襲撃旅団
- 第56独立親衛空中襲撃旅団
- 第83独立親衛空中襲撃旅団
フランス †
- 第11落下傘旅団(仏:11e Brigade Parachutiste)(陸軍)
ドイツ †
- 即応戦力師団(独:Division Schnelle Kräfte)(陸軍)
- 第1空挺旅団
- 第11空中機動旅団(オランダ陸軍との共同旅団)
カザフスタン †
- 空中機動軍(香:Аэроұтқыр әскерлері)
- 第35親衛空中襲撃旅団
- 第36空中襲撃旅団
- 第37空中襲撃旅団
- 第38空中襲撃旅団
イタリア †
- フォルゴーレ空挺旅団(伊:Brigata Paracadutisti "Folgore")(陸軍)