Last-modified: 2020-09-19 (土) 12:21:11 (131d)
【空中給油機】 †
航空機に対して空中給油を行うための航空機。タンカー。
空中給油を前提とした飛行計画はコスト面で非効率であるため、ほぼ全てが軍用機である。
基本的には、訓練飛行や戦闘空中哨戒をより長時間持続させる目的で運用される。
また、遠方に対する空爆を行うためにストライクパッケージ・戦爆連合に編入される場合もある。
設計面では、旅客機・貨物機・戦略爆撃機や輸送機などの大型機をベースに開発されることが多い。
機種統合や整備性を重視し、輸送機に空中給油能力を付加して設計される場合もある。
また、現場ではマルチロールファイターや哨戒機に増槽と送油用ポッドを装着して臨時の空中給油機とする事も多い。
Photo: Royal Airforce
関連:KC-135 KC-10 プローブアンドドローグ フライングブーム 空中における航空機に対する給油機能及び国際協力活動にも利用できる輸送機能を有する航空機
主な機種 †
- アメリカ
- イギリス
- VC-10
- トライスターK.1
- A330-200MRTT(ボイジャーKC.2/KC.3)
- ハンドレページ ヴィクターK.1/K.1A/K.2?
- イスラエル
- KC-137
- KC-130H
- イタリア
- KC-130
- KC-767A
- インド
- Il-78
- A330 MRTT
- ウクライナ
- Il-78MP
- Il-78MP
- オーストラリア
- カナダ
- A310-300MRTT(CC-150「ポラリス」)
- A310-300MRTT(CC-150「ポラリス」)
- サウジアラビア
- シンガポール
- KC-135R
- KC-135R
- スペイン
- KC-137
- KC-130H
- ソ連/ロシア
- Il-78/M/M2
- Il-96-400TZ