Last-modified: 2011-12-23 (金) 20:21:19 (4289d)
【金門馬祖上空戦】 †
1958年に、台湾海峡上の金門馬祖において中国国民党軍(台湾・蒋介石軍)と中国共産党軍(人民解放軍)の間でおこなわれた空中戦。
国民党側のF-86FはGAR-8サイドワインダー(後にAIM-9B)を装備し、機関砲のみを装備する倍の数の共産党側MiG-17に対し圧倒的勝利を収めた。
この戦闘では、史上はじめて、実戦に実用的な空対空ミサイルが投入され、また空対空ミサイルによる撃墜戦果が記録された。
この際、MiG-17の尾翼に命中した1発のGAR-8が不発で突き刺さり、しかも運良くこの機体が帰還したことから、ソ連によって回収・リバースエンジニアリングされ、AA-2アトール及び霹靂2の開発の元となったと言われているが、真相は定かでは無い。