Last-modified: 2020-10-02 (金) 18:26:54 (115d)

【ヴィクラマーディティヤ】(びぃくらまーでぃてぃや)*1

INS Vikramāditya.

インド海軍が保有する航空母艦
ロシア海軍が使用していた重航空巡洋艦「バクー」を、インドが無償譲渡されたもの。

なお、船体そのものとは別に、全通甲板空母への改装と艦載機MiG-29K)の調達等のために総額15億ドルの調達費が発生している。

艦名はサンスクリット語で「武勇の太陽」の意。
ヒンドゥー教における伝説的な皇子の名に由来し、インドの歴史上でもたびたび同名の王が登場する。

主な改修点は以下の通り。

  • 艦首部のP-500SSMランチャーを撤去してスキージャンプ台を設置
  • 斜め飛行甲板の廃止
  • 飛行甲板の拡張
  • ボイラーを軽油対応型に換装
  • レーダーの換装
  • AK-100 100mm単装速射砲、P-500SSM、RBU-12000 10連装対潜ロケット砲をすべて撤去

当初、艦載機についてはシーハリアーFRSを予定していた。
しかし高温多湿のインド洋ではエンジン推力が不安定なためSTOVL機は危険であると判断されて中止。
Su-33MiG-29艦載機型(MiG-29K/KUB)が検討されたが、サイズが小さく搭載可能機数の多いMiG-29K/KUBに決定した。

当初は2005年に引き渡し予定だったが、改装コストの超過や洋上試験時に発生したボイラーのトラブルによって何度も引渡しが延期され、最終的に2013年11月にインド海軍へ正式に引き渡され、2014年6月に就役した。

スペックデータ

全長273.1m
水線長242.8m
全幅53.0m
水線幅32.7m
喫水10.2m
満載排水量45,000t
推進方式蒸気タービン推進
機関KVG-3D(KVG-2M-GM)ボイラー×8缶
TV-12-3蒸気タービン×4基(出力180,000hp)
推進器4翼スクリュープロペラ×4軸
発電機ディーゼル発電機(出力1,500kw)×6基
最大速力32Kn
燃料7,000t
1,500t(航空機用)
航続距離7,000海里/18ノット
定員1,612名(内士官383名)
430名(航空要員)
50名(司令部要員)
兵装バラク-又はバラク-8SAMVLS(ミサイル32〜48発)
AK-630 30mmCIWS×4基
艦載機MiG-29K×21機
Ka-31早期警戒ヘリコプター×13機
Ka-28哨戒ヘリコプター×10機
レーダーMR-700「ポドベレゾヴィク」3次元レーダー×1基
MR-760「フレガート-MA」3次元対空レーダー×1基
「ガゾン」航空機管制用レーダー×1基
防御装備PK-2カウンターメジャーシステム(ZiF-121 140mm連装デコイ発射機×4基)


同型艦

艦名主造船所取得進水就役
ヴィクラマーディティヤ
(INS Vikramāditya)
チェルノモールスキィ2005.3.102008.12.82014.6.14



*1 日本語表記の難しい発音で、「ヴィクラマディティア」「ヴィクラマディチャ」と表記される場合も。

トップ 編集 凍結 差分 バックアップ 添付 複製 名前変更 リロード 新規 一覧 単語検索 最終更新ヘルプ   最終更新のRSS