Last-modified: 2021-09-17 (金) 19:35:44 (4d)

【ロシア戦略ロケット軍】(ろしあせんりゃくろけっとぐん)

Ракетные войска стратегического назначения(略称:РВСН)

ロシアの軍事組織のひとつで、空軍及び空挺軍と並んでロシア連邦軍を構成する軍(兵科)のひとつである。
ロシア軍における戦略核戦力の主要構成要素であり、任務は「核兵器によるロシア領土に対する侵略の抑止」ならびに「敵の軍事あるいは経済施設に対する核ミサイル打撃による撃破」である。
人員は軍人16万人および軍属5万人からなり、司令部はモスクワ郊外のオジンツォフに置かれている。

「ロケット軍」との表記がされることも多いが、宇宙関係の任務(軍事衛星の開発・運用やミサイル防衛など)は「航空宇宙軍」の担当であり、本軍の担当ではない*1

組織としては「戦略ロケット軍司令部」を筆頭に、実戦部隊(ロケット軍3個、ロケット師団11個)や軍事アカデミー、教育部隊や軍司令部直属部隊などが設置されている。
そして各ロケット師団の隷下にはロケット連隊、支援兵科および後方部隊が設置され、ロケット運搬体369発・核弾頭1,247発を装備している。

関連:アメリカ戦略軍 第20空軍(アメリカ軍)

組織構成

  • 第27親衛ロケット軍(司令部:ウラジーミル)
    • 第98独立飛行隊:ウラジーミル
    • 第7親衛ロケット師団:ヴィポルゾヴォ。RT-2PM×18発
    • 第14ロケット師団:ヨシュカル・オラ。RS-24×27発
    • 第28親衛ロケット師団:コゼリスク。RS-24×15発(ミサイルサイロ)(2020年1月時点)
    • 第54親衛ロケット師団:テイコヴォ。RS-24×18発、RT-2UTTH×18発
    • 第60ロケット師団:タチシチェヴォ。UR-100N UTTH×30発、RT-2UTTH×60発

  • 第31ロケット軍(司令部:オレンブルク)
    • 第102独立飛行隊:オレンブルク
    • 第8ロケット師団;ペルヴォマイスキイ
    • 第13ロケット師団:ドムバロフスキー。R-36M2(ミサイルサイロ)×18発*2、UR-100NUTTH*3×4発(2020年12月時点)
    • 第42ロケット師団:ニジニー・タギル。RS-24×27発

  • 第33親衛ロケット軍(司令部:オムスク)
    • 第105独立飛行隊:オムスク
    • 第29親衛ロケット師団:イルクーツク、RS-24×27発
    • 第35ロケット師団:バルナウル。RT-2PM×36発、RS-24
    • 第39親衛ロケット師団:ノヴォシビルスク。RS-24×27発
    • 第62ロケット師団:ウジュル。R-36M2(ミサイルサイロ)×28発*4


*1 ロシア語においてはミサイルも(宇宙)ロケットも「ラケータ」というひとつの単語で表現される。
*2 RS-28「サルマト」に置き換え予定。
*3 「アバンガルド」超音速滑空体を装備。
*4 RS-28「サルマト」に置き換え予定。

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