Last-modified: 2020-07-13 (月) 17:16:23 (3d)

【レイテ沖海戦】(れいておきかいせん)

戦闘概要
戦争太平洋戦争大東亜戦争
年月日1944年10月23日〜25日
場所フィリピン周辺海域
交戦勢力大日本帝国
アメリカ、オーストラリア
結果アメリカ軍の圧倒的勝利、日本海軍連合艦隊の組織戦闘能力喪失
司令官日本海軍帝国海軍第一遊撃部隊指揮官 栗田健男中将
帝国海軍第一遊撃部隊第三隊指揮官 西村祥治中将
帝国海軍機動部隊司令 小沢治三郎中将
連合国軍米国海軍第3艦隊第38機動部隊司令 マーク・A・ミッチャー中将
米国海軍第7艦隊戦艦部隊指揮官 ジェシー・B・オルデンドルフ少将
米国海軍第77.4任務群司令 クリフトン・A・F・スプレーグ少将
戦力日本海軍航空母艦4隻、戦艦9隻、重巡13隻、軽巡6隻 他
連合国軍航空母艦9隻、軽空母8隻、護衛空母18隻、戦艦12隻、重巡11隻、軽巡15隻 他
損害日本海軍航空母艦4隻、戦艦3隻、重巡6隻、軽巡1隻、駆逐艦6隻など
連合国軍航空母艦1隻、護衛空母2隻、駆逐艦2隻、護衛駆逐艦2隻など

1944年10月23日から25日にかけて、フィリピン及び同周辺海域で行われた一連の戦闘の総称で、シブヤン海海戦、スリガオ海峡海戦、エンガノ岬沖海戦、サマール沖海戦の4つの海戦を総称して「レイテ沖海戦」という。
これは日本とアメリカの主攻目標がレイテ島またはレイテ湾であったため、この名がついた。

連合軍の作戦名はキング矯鄒でレイテ島の奪還を目的とし、日本軍の作戦名は捷一号作戦で、アメリカ軍の進攻阻止を目的とした。
日本海軍の艦隊戦力はこの海戦での敗北を最後に事実上壊滅し、以後大規模かつ組織的活動は不可能となった。

特筆すべき出来事

この戦いでは、世界軍事史上特筆すべき出来事が起きている。

  • 最後の艦隊決戦
    この戦いにおいて、日本軍は「戦力が衰えた空母と基地航空隊を囮にして敵機動部隊の戦力をひきつけ、その間隙に戦艦を筆頭とする水上砲戦部隊を突入させる」という作戦を採っていた。
    しかし、実際には各個の連携が取れておらず、各部隊がバラバラに行動していたため、優勢な連合国艦隊に捕まって各個撃破される羽目に陥った。
    また、作戦目的も徹底されていたとはいえず、特にレイテ湾へ突入する任務を与えられていた主力艦隊(栗田艦隊)の上層部は作戦前「万一敵艦隊を発見したときは優先的にこれを攻撃する」という条件をだしたところ、連合艦隊参謀神重徳は、それを了承している。
    実際には突入前「ヤキ1カに敵影あり」という電文を受け、反転しており、後年、このことは「栗田艦隊謎の反転」と呼ばれ多くの著書でその判断の是非を問われている。
    近年までは「命令違反」「敵前逃亡」などと言われていたが、近年では米側の資料調査や客観的な判断により、栗田の判断は妥当であるという意見も多くなってきている*1

    これ以後、世界の戦史において戦艦巡洋艦といった大型水上艦艇同士が艦隊を組んで砲火を交えるような戦闘は起きておらず、事実上「世界最後の艦隊決戦」ともなった。

    またこの戦いは、日本の誇る超々ド級戦艦「大和*2、及びビッグセブンの一艦であった「長門」にとって、生涯最初で最後の水上砲戦でもあった*3

  • ヤキ1カ電
    レイテ沖海戦において触れない訳にはいかない話としてヤキ1カ電の存在である。
    南西方面艦隊から出たとされるこの情報を元に栗田艦隊は反転した訳だが、栗田艦隊側の戦闘詳報以外にこの電報について記述がなく捏造ではないかとの説が出回っていた。
    だが、ヤキ1カ電の受電記録が艦隊側しかないのはそうでも、この電報の目撃情報は複数の場所で目撃されている。
    重巡「摩耶」主計長永末瑛一は救助された駆逐艦「島風」艦橋でこの電文を目撃している。
    内地でも軍令部の作戦室の海図に、この頃ヤキ1カ地点の海域に敵艦隊ありの書き込みがあったことを記録員の野村実や部長の中沢祐が目撃し、中沢は手帳にその事を記載している。
    また、基地航空隊である第一航空艦隊は、栗田艦隊からヤキ1カ地点の敵を攻撃して欲しいとの電報を受けると不審に思わずに直ぐ様全機出撃させているし、潜水艦部隊である第六艦隊はこの海域に隷下の潜水艦部隊を迎撃に向かわせている。
    これらの行動はヤキ1カ電か、それに類する情報を得ていないと起こし得ない行動であり、もしヤキ1カ電が捏造や虚構であるというなら、これらのことへの説明がつかない。
    また、知られてはいないが、「南西方面艦隊はヤキ1カ電を打っていない」という話の出所自体が不明であり、資料もない話である。
    当事者達もこの電報の件を軍令部も連合艦隊司令部も、この時点では誰も問題視していない。

    南西方面艦隊は、この海戦後に司令長官を含めて要員の多くが戦闘たけなわのなか人事異動している。
    このため詳細な記録を残す時間もなく、その後のマニラ市街戦などで失われたものもある。
    当事者も戦死したり、戦後まもなく病死したりしていて詳細は不明な点が多い。
    そんな中で「ヤキ1カ電は打っていない」という話が考証されぬまま勝手に一人歩きし、事実として世間に認知されてしまっている。

  • 特攻がはじめて行われた。
    この戦いの前、フィリピン周辺に展開していた日本軍の基地航空隊は壊滅状態にあった。
    その原因は、先の「台湾沖航空戦」にて、搭乗員の錬度の低さや指揮系統の混乱*4などによる不確実な戦果報告が積み重なり*5、それを盲信した指揮官が再度の攻撃を決断したため、ほぼ無傷だった敵機動部隊の反撃で壊滅させられたためでもあった。

    そのような状況の下で敵を迎え撃つ羽目になった第一航空艦隊(基地航空隊)は、通常の攻撃では戦果を挙げることが難しくなった、として、爆弾を搭載した攻撃機が機体もろとも敵に体当たりし、打撃を与える戦法を考案。
    部隊は「敷島隊」以下4つの部隊に分かれ、体当たり攻撃を実施した。

    当初、この戦法はこの一回限りで終わる予定であったが、「己の身を犠牲にして敵を屠る」という(英雄的に見える)行動が他の部隊にも波及し*6、最終的には陸海軍のほとんどの戦闘部隊が「特攻」を前提とした方針に転換することになった*7

参加兵力(日本軍)

第二艦隊(旗艦:重巡「愛宕」→戦艦「大和」)

  • 第一遊撃部隊第一部隊(第二部隊と合せて通称「栗田艦隊」)
    • 第四戦隊(司令長官直率):重巡「愛宕」「高雄」「摩耶」「鳥海」
    • 第一戦隊:戦艦「大和」「武蔵」「長門
    • 第五戦隊:重巡「妙高」「羽黒」
    • 第二水雷戦隊:軽巡「能代」駆逐艦「島風
      • 第二駆逐隊:駆逐艦「早霜」「秋霜」
      • 第三十一駆逐隊:駆逐艦「岸波」「沖波」「朝霜」「長波」
      • 第三十二駆逐隊:駆逐艦「浜波」「藤波」

  • 第一遊撃部隊第二部隊
    • 第三戦隊:戦艦「金剛」「榛名
    • 第七戦隊:重巡「鈴谷」「熊野」「利根」「筑摩」
    • 第十戦隊:軽巡「矢矧
      • 第十七駆逐隊:駆逐艦「浦風」「磯風」「雪風」「浜風」
      • 第三隊(臨時編成):「清霜」「野分」

  • 第一遊撃部隊第三部隊(西村艦隊)
    • 第二戦隊:戦艦「山城」「扶桑」、重巡「最上」、駆逐艦「時雨」
    • 第四駆逐隊:駆逐艦「山雲」「満潮」「朝雲」

  • 随行油槽船
    • 「萬栄丸」「御室山丸」「日栄丸」「厳島丸」「日邦丸」「良栄丸」
      • この6隻はブルネイまで随行の予定であったが実際には部隊と合流できず。
    • 「八紘丸」「雄鳳丸」
      • ブルネイ進出の予定はなかったが、上記6隻が間に合わないと予想した栗田長官の独断でブルネイ進出が指示され、予定の1日遅れで到着し艦隊に補給を行う。

第三艦隊(空母艦載機116機、旗艦:空母「瑞鶴」→軽巡「大淀」)

  • 機動部隊本体(小沢機動部隊)
    • 第三航空戦隊:
      • 空母「瑞鶴」(零戦28機、爆装零戦16機、彗星7機、天山14機)
      • 空母「千代田」(零戦8機、爆装零戦4機、九七艦攻4機)
      • 空母「千歳」(零戦8機、爆装零戦4機、天山6機)
      • 空母「瑞鳳」(零戦8機、爆装零戦4機、天山5機)
    • 第四航空戦隊:航空戦艦「伊勢」「日向
    • 巡洋艦戦隊:軽巡「多摩」「五十鈴
    • 警戒隊
      • 第一駆逐連隊*8:軽巡「大淀」、駆逐艦「」「」「」「
      • 第二駆逐連隊*9(第六十一駆逐隊司令直率):
      • 第六十一駆逐隊:駆逐艦「初月」「若月」「秋月
      • 第四十一駆逐隊:駆逐艦「霜月

    • 第二補給部隊:
      • 駆逐艦「秋風」
      • 油槽船「仁栄丸」「たかね丸」
      • 海防艦「22号」「29号」「31号」「33号」「43号」「132号」

先遣艦隊(第六艦隊基幹)

  • 甲潜水部隊(ミンダナオ島東方海域哨戒):伊26、伊41、伊45、伊46、伊54、伊56
  • 乙潜水部隊(レイテ・サマール島東方海域哨戒):伊38、伊53、呂41、呂43、呂46
  • 丙潜水部隊(ルソン島東方海域哨戒):呂109

第五基地航空部隊

第六基地航空隊(第二航空艦隊基幹)

  • 実働機223機
    • 第一四一航空隊(月光12機、二式艦上偵察機6機:ルソン島二コルス飛行場)
    • 第二二一航空隊(零式艦上戦闘機70機:ルソン島クラーク、アンヘレス飛行場)
    • 第三四一航空隊(紫電約40機:ルソン島マルコット飛行場)
    • 第六三四航空隊(彗星12機、瑞雲?31機:ルソン島キャビテ飛行場)*10
    • 第六五三航空隊(零式艦上戦闘機約40機、天山21機:ルソン島クラーク、マバラカット飛行場)*11
    • 第七〇一航空隊(彗星8機、九九艦爆34機、一式陸攻24機:ルソン島マバラカット飛行場)
    • 第七六二航空隊戦闘三〇三、戦闘三〇四飛行隊(零式艦上戦闘機約30機:ルソン島バムバム、マバラカット飛行場)*12
    • 第七六三航空隊(銀河?10機:ルソン島クラーク飛行場)
    • 第一〇二二航空隊(輸送機隊:本作戦には不参加)

南西方面艦隊

  • 第二遊撃部隊(志摩艦隊)
    • 第二十一戦隊:重巡「那智」「足柄」
    • 第一水雷戦隊:軽巡「阿武隈
      • 第七駆逐隊:駆逐艦「曙」「潮」
      • 第十八駆逐隊:駆逐艦「霞」「不知火」
      • 第二十一駆逐隊:駆逐艦「若葉」「初春」「初霜」
    • 第十六戦隊:重巡「青葉」、軽巡「鬼怒」、駆逐艦「浦波」

南方軍

  • 第四航空軍
  • 第十四方面軍
  • 第三十五軍
    • レイテ島
      • 第十六師団主力
    • ミンダナオ島
      • ダバオ地区:第三十師団
      • 島中・北部:第百師団
      • ザンボアンガ地区:独立混成第五十四旅団
      • パナイ、ネグロス、セブ、パラワン島:第百二師団
      • ホロ島:独立混成第五十五旅団

参加兵力(連合軍)

第3艦隊(旗艦:戦艦「ニュージャージー」)

  • 第38任務部隊(TASK FORCE 38)(旗艦:空母「レキシントン」)
    • 第1群(旗艦:空母「ホーネット(CV-12)」)
    • 第5巡洋隊(Cruiser Division 5)
      • 重巡「チェスター」「ソルトレイクシティ」「ペンサコーラ」
    • 第6巡洋隊(Cruiser Division 6)
      • 重巡「ウィチタ」
    • 第10巡洋隊(Cruiser Division 10)
      • 重巡「ボストン」
      • 軽巡「サンディエゴ」「オークランド」
    • 第46駆逐戦隊(Destroyer Squadron 46):駆逐艦 12隻
    • 第12駆逐戦隊(Destroyer Squadron 12):駆逐艦 3隻
    • 第4駆逐戦隊(Destroyer Squadron 4)、(第30任務部隊2群(TASK GROUP 30.2)):
      駆逐艦 6隻

    • 第2群(TASK FORCE 38.2)(旗艦:空母「イントレピッド」)
      • 空母「イントレピッド」「バンカー・ヒル
      • 軽空母「インディペンデンス」「カボット」
    • 第7戦隊(Battleship Division 7)
    • 第14巡洋隊(Cruiser Division 14)
      • 軽巡「ヴィンセンス」「マイアミ」「ビロクシー」
    • 第52駆逐戦隊(Destroyer Squadron 52):駆逐艦 4隻
    • 第50駆逐戦隊(Destroyer Squadron 50):駆逐艦 5隻
    • 第104駆逐隊(Destroyer Division 104):駆逐艦 5隻
    • 第106駆逐隊(Destroyer Division 106):駆逐艦 4隻

    • 第3群(TASK GROUP 38.3)(旗艦:空母「エセックス」)
      • 空母「レキシントン(CV-16)」(ミッチャー中将座乗)「エセックス」
      • 軽空母「プリンストン」「ラングレー」
    • 第8戦隊(Battleship Division 8):
      • 戦艦「マサチューセッツ」
    • 第9戦隊(Battleship Division 9):
      • 戦艦「サウスダコタ」
    • 第13巡洋隊(Cruiser Division 13):軽巡「サンタフェ」「モービル」「リノ」「バーミングハム」
    • 第50駆逐戦隊(Destroyer Squadron 50):駆逐艦 5隻
    • 第55駆逐戦隊(Destroyer Squadron 55):駆逐艦 5隻
    • 第110駆逐隊(Destroyer Division 110):駆逐艦 4隻

    • 第4群(TASK GROUP 38.4)(旗艦:空母「フランクリン」)
      • 空母「フランクリン」「エンタープライズ
      • 軽空母「ベロー・ウッド」「サン・ジャシント」
      • 戦艦「ワシントン」「アラバマ」
    • 第6巡洋隊(Cruiser Division 6)
      • 重巡「ニューオーリンズ」、軽巡「ビロクシ」
    • 第6駆逐戦隊(Destroyer Squadron 6):駆逐艦 4隻
    • 第12駆逐隊(Destroyer Division 12):駆逐艦 4隻
    • 第24駆逐隊(Destroyer Division 24):駆逐艦 3隻

役務部隊

※下記兵力を10〜12のグループに分割し、日本軍哨戒圏外の指定海域〜ウルシー間にて移動・待機。

  • 給油艦33隻
  • 護衛空母11隻
  • 曳船10隻
  • 駆逐艦18隻
  • 護衛駆逐艦27隻

  • 第1グループ:護衛空母2隻、駆逐艦2隻、護衛駆逐艦2隻、曳船2隻、給油艦2隻
  • 第2〜5グループ:護衛空母2隻、駆逐艦2隻、護衛駆逐艦2隻、曳船2隻、給油艦3隻
  • 第6グループ:護衛空母1隻、駆逐艦2隻、護衛駆逐艦2隻、給油艦3隻
  • 第7〜9グループ:駆逐艦2隻、護衛駆逐艦2隻、給油艦2隻
  • 第10〜12グループ:護衛駆逐艦3隻、給油艦3隻

第34任務部隊(TASK FORCE 34)

  • 水上打撃任務部隊*13
    • 第7戦隊(Battleship Division 7)
      • 戦艦「ニュージャージー」「アイオワ」
    • 第8戦隊(Battleship Division 8)
      • 戦艦「マサチューセッツ」「ワシントン」
    • 第9戦隊(Battleship Division 9)
      • 戦艦「アラバマ」「サウスダコタ」
    • 第6巡洋隊(Cruiser Division 6)
      • 重巡「ニューオーリンズ」「ウィチタ」
    • 第13巡洋隊(Cruiser Division 13)
      • 軽巡「サンタフェ」「モービル」「バーミングハム」
    • 第14巡洋隊(Cruiser Division 14)
      • 軽巡「ヴィンセンス」「マイアミ」「ビロクシー」
    • 第52駆逐戦隊(Destroyer Squadron 52):駆逐艦 4隻
    • 第104駆逐隊(Destroyer Division 104):駆逐艦 4隻
    • 第100駆逐戦隊(Destroyer Squadron 100)*14:駆逐艦 6隻
    • 第50駆逐戦隊(Destroyer Squadron 50):駆逐艦 4隻

第7艦隊

南西太平洋方面最高司令官指揮下(最高司令官:ダグラス・マッカーサー陸軍大将、
旗艦:軽巡「ナッシュビル」)

  • 旗艦:輸送艦「ワサッチ」(水陸両用作戦部隊旗艦)
    • 兵員輸送船 53隻
    • 貨物輸送船 54隻
    • その他含め攻略部隊艦船 計420隻
    • 戦闘艦艇 計157隻

第70任務部隊(TASK FORCE 70)

  • 揚陸指揮艦「ワサッチ」
  • 軽巡「ナッシュビル」
  • 駆逐艦4隻
  • 第1群(Task Group 70.1)
    • 高速魚雷艇隊(MTB Squadrons):魚雷艇 39隻(3隻・13個小隊)

第77任務部隊(TASK FORCE 77)

  • 第1群(Task Group 77.1)
  • 第2群(Task Group 77.2)
  • 支援射撃部隊(旗艦:重巡「ルイビル」、下記中央隊他はスリガオ海峡海戦時のもの)
  • 中央隊(旗艦:戦艦「ミシシッピ」)
    • 戦艦「ミシシッピ」「メリーランド」「ウェストバージニア」
  • 第2戦隊(Battleship Division 2)
    • 戦艦「ペンシルベニア」「テネシー」「カリフォルニア」
  • エクスレイ(Xray)駆逐隊(Destroyer Division Xray):駆逐艦 6隻

  • 左翼隊(オルデンドルフ少将直率)
    • 第4巡洋隊(Cruiser Division 4)
    • 重巡「ルイビル」「ポートランド」「ミネアポリス」
  • 第12巡洋隊(Cruiser Division 12)
    • 軽巡「デンバー」「コロンビア」
  • 第56駆逐戦隊(Destroyer Squadron 56):駆逐艦 3隻
  • 第112駆逐隊(Destroyer Division 112):駆逐艦 3隻
  • 他(第3グループ):駆逐艦 3隻

  • 右翼隊(旗艦:軽巡「フェニックス」)
    • 重巡「シュロップシャー」(オーストラリア海軍)
    • 軽巡「ボイシ」「フェニックス」
  • 第24駆逐戦隊(Destroyer Squadron 24):駆逐艦 6隻
  • 第54駆逐戦隊(Destroyer Squadron 54)(ピケット警戒の指揮を兼ねる):駆逐艦 8隻

  • 第4群(Task Group 77.4)
  • 護衛空母部隊(旗艦:護衛空母「サンガモン」)
    • 第1集団-タフィ1(TASK UNIT 77.4.1-TAFFY ONE)
    • 第22空母隊(Carrier Division 22):
      • 護衛空母「サンガモン」「サンティー」「スワニー」「シェナンゴ」*15
    • 第28空母隊(Carrier Division 28)
      • 護衛空母「ペトロフ・ベイ」「サギノー・ベイ」
    • 駆逐艦 3隻
    • 護衛駆逐艦 4隻

    • 第2集団-タフィ2(TASK UNIT 77.4.2-TAFFY TWO)(FM-2、TBMを装備)
    • 第24空母隊(Carrier Division 24)
      • 護衛空母「ナトマ・ベイ」「マニラ・ベイ」
    • 第27空母隊(Carrier Division 27)
      • 護衛空母「マーカス・アイランド」「オマニー・ベイ」「サボ・アイランド」
        「カダシャン・ベイ」
    • フレッチャー級駆逐艦 3隻(「ハガード」「フランクス」「ヘイリー」)
    • 第60護衛駆逐隊(Escort Division 60):
      • ジョン・C・バトラー級護衛駆逐艦 5隻(「リチャード・W・スーザンス」「アバークロンビー」「オバンダー」「ルレー・ウィルソン」「ウォルター・C・ワン 」)

    • 第3集団-タフィ3(TASK UNIT 77.4.3-TAFFY THREE)(旗艦:護衛空母「ファンショー・ベイ」、FM-2、TBF/TBMを装備)
    • 第25空母隊(Carrier Division 25)
      • 護衛空母「ファンショー・ベイ」「セント・ロー」「ホワイト・プレインズ」「カリニン・ベイ」
    • 第26空母隊(Carrier Division 26)
      • 護衛空母「キトカン・ベイ」「ガンビア・ベイ」
    • フレッチャー級駆逐艦 3隻(「ホーエル」「ヒーアマン」「ジョンストン」)
    • ジョン・C・バトラー級護衛駆逐艦 4隻
      (「デニス」「ジョン・C・バトラー」「レイモンド」「サミュエル・B・ロバーツ」)

  • 第5群(Task Group 77.5)
    • フリゲート1隻、駆逐艦1隻、高速掃海艇7隻、機雷掃海艇12隻、機雷敷設艦2隻、補助掃海艇26隻、
      港湾防衛船1隻
  • 第6群(Task Group 77.6)
    • 駆逐艦11隻
  • 第7群(Task Group 77.7)
    • 主力艦隊:給油艦7隻、弾薬輸送艦5隻
    • 護衛艦隊:護衛駆逐艦3隻
    • レイテ湾艦隊:タンカー6隻、給水船1隻、敷設網船4隻、工作船2隻、サルベージ船1隻、
      移動式乾ドック1隻、弾薬輸送艦4隻、徴用貨物船9隻、病院船2隻

  • 第78任務部隊(Task Force 78)
    • 北部攻撃(旗艦:揚陸指揮艦「ブルー・リッジ(初代)」)
  • 第1群(Task Group 78.1)
    • 第24輸送隊:攻撃輸送艦4隻、輸送艦1隻、攻撃貨物輸送艦1隻、ドック型揚陸艦1隻
    • 第6輸送隊:攻撃輸送艦3隻、攻撃貨物輸送艦1隻、貨物船1隻、ドック型揚陸艦2隻
    • 護衛駆逐隊:駆逐艦4隻
    • 支援艦隊:鋼製駆潜艇3隻、木製駆潜艇1隻、歩兵揚陸艦9隻、ロケット搭載揚陸艦5隻、
      火力支援揚陸艦2隻、哨戒艇3隻、フリゲート艦1隻、中型揚陸艦3隻、タグボート2隻

  • 第2群(Task Group 78.2)
    • 第32輸送隊:攻撃輸送艦4隻、輸送艦1隻、攻撃貨物輸送艦1隻、ドック型揚陸艦1隻 
    • 第20輸送隊:攻撃輸送艦3隻、輸送艦1隻、攻撃貨物輸送艦1隻、ドック型揚陸艦1隻、中型揚陸艦9隻
    • 駆逐隊:駆逐艦4隻、タグボート1隻、ロケット搭載揚陸艦6隻、火力支援揚陸艦2隻、戦車揚陸艦14隻
  • 第3群(Task Group 78.3)
    • 主力艦隊:駆逐艦5隻、歩兵揚陸艦3隻、機雷敷設艦1隻
  • 第4群(Task Group 78.4)
    • 主力艦隊:駆逐艦7隻、タグボート1隻、フリゲート艦2隻
  • 第6群(Task Group 78.6)
    • 主力艦隊:攻撃輸送艦6隻、輸送艦1隻、貨物船1隻、工作船1隻、商船4隻、戦車揚陸艦32隻、
      歩兵揚陸艦12隻
    • 護衛艦隊:駆逐艦4隻、フリゲート艦2隻
  • 第7群(Task Group 78.7)
    • 主力艦隊:戦車揚陸艦32隻、商船24隻
    • 護衛艦隊:駆逐艦4隻、フリゲート艦2隻
  • 第9群(Task Group 78.9)
    • 主力艦隊:戦車揚陸艦62隻、商船19隻
    • 護衛艦隊:駆逐艦5隻、フリゲート艦4隻

  • 第79任務部隊(Task Force 79)
    • 南部攻撃(旗艦:揚陸戦指揮艦「アパラチアン」)
  • 第1群(Task Group 79.1)
    • 第7歩兵師団
  • 第2群(Task Group 79.2)
    • 第96歩兵師団
  • 第3群(Task Group 79.3)
    • 第7輸送船団:攻撃輸送艦3隻、輸送艦1隻、攻撃貨物輸送艦1隻、ドック型揚陸艦1隻
    • 第30輸送隊:攻撃輸送艦3隻、避難輸送艦1隻、攻撃貨物輸送艦1隻、ドック型揚陸艦1隻
    • 第38輸送隊:攻撃輸送艦3隻、輸送艦2隻、攻撃貨物輸送艦1隻
    • エクスレイ(Xray)輸送隊:攻撃輸送艦2隻、貨物船1隻
    • 護衛駆逐隊:駆逐艦8隻
  • 第4群(Task Group 79.4)
    • 第10輸送隊:攻撃輸送艦4隻、輸送艦1隻、攻撃貨物輸送艦1隻、車両揚陸艦1隻
    • 第18輸送隊:攻撃輸送艦3隻、輸送艦1隻、攻撃貨物輸送艦1隻、ドック型揚陸艦2隻
    • 第28輸送隊:攻撃輸送艦3隻、輸送艦1隻、攻撃貨物輸送艦1隻、ドック型揚陸艦1隻
    • 護衛隊:駆逐艦9隻

第17任務部隊(太平洋艦隊司令部直轄)

上陸部隊

  • アメリカ陸軍第6軍(海兵隊は不参加、総兵力202,500名)
    • 第10軍団(兵力53,000名)
      • 第1騎兵師団:サンホセ、ドラグ方面に上陸
      • 第24師団:タクロバン、パロ方面に上陸、1個連隊はパナオン水道方面に上陸
    • 第24軍団(兵力51,500名
      • 第7師団:サンホセ、ドラグ方面に上陸
      • 第96師団:上に同じ
    • 軍直轄支援部隊
    • 第6レンジャー歩兵大隊
    • 軍予備部隊(兵力28,500名)
      • 第32師団
      • 第77師団


*1 戦後半世紀以上を経て関係者の多くが鬼籍に入ってしまい、資料の散逸もあって真相の究明は難しくなっている。
*2 僚艦の「武蔵」はその前に艦載機の攻撃で撃沈されている。
*3 ただし、相手は護衛空母及び護衛駆逐艦であったが。
*4 陸軍・海軍の混成部隊による夜間雷撃も行われていた。
*5 また、この戦果報告が大本営発表でもそのまま大々的に報道されていた。
*6 これは、軍部が兵士や国民の士気高揚のためのプロパガンダとして、この行為を大々的に取り上げたことも影響していると見られる。
  戦争が長期戦となり、敗勢が濃厚となった国家では、軍や政府が兵士・国民の士気崩壊を防ぐべく「局地的な戦場での勝利」や「『大きな功績』をあげた将兵・部隊の事跡」を誇張し、一編の「英雄譚」のようにして大々的に流布することがしばしば起きる。

*7 この後に立案された、日本本土での迎撃作戦「決号作戦」では「玉砕前提の『沿岸貼り付け師団』」や「保有機のほぼ全機を特攻機にした基地航空隊」などが編成されるほどだった。
*8 第三十一戦隊を以て編成。
*9 第一遊撃戦隊に編成された第十戦隊を離れ、第三艦隊に残留した第四十一、第六十一駆逐隊をもって編成。
*10 台湾沖航空戦?で一時的に第三艦隊より第二航空艦隊に編入。
*11 台湾沖航空戦で一時的に第三艦隊より第二航空艦隊に編入。
*12 台湾沖航空戦で壊滅したため第二〇三航空隊から編入していた両飛行隊のみ参加。
*13 第38任務部隊第2・第3・第4群から水上部隊(戦艦6、巡洋艦7、駆逐艦17)を抽出して編成。
*14 第46駆逐隊、第12駆逐隊の一部の艦で編成。
*15 サマール沖海戦時、2隻(サギノー・ベイとシェナンゴ)はサマール沖を離れて行動中。

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