Last-modified: 2014-01-17 (金) 20:18:33 (3539d)
【リー・エンフィールド】 †
Lee-Enfield
イギリス軍が制式採用していたボルトアクションライフル。
名の由来は、開発に当たったジェイムズ=パリス=リーとエンフィールド工廠から。
本銃最大の特徴は、10連発の着脱式弾倉を採用していたことであった。
当時の小銃は5連発の固定弾倉が普通だったので、これはかなり先進的な機構だった。
ただ、実際には5連のクリップで装填していて、現代の自動火器の様に弾倉ごと換えていた訳ではないので、着脱式であることが活きたようには思えないが、標準の2倍の装弾数はそれなりのアドバンテージになったはずである。
主に第二次世界大戦期に活躍したが、戦後もしばらく狙撃仕様が本国で使用され、旧英国領の国々では現役のところもあったりする。
スペックデータ †
口径 | 7.7mm |
全長 | 1,130mm |
銃身長 | 640mm(SMLE Mk3以降) |
重量 | 3,900g(弾薬除く) |
装弾数 | 10発 |
使用弾薬 | .303ブリティッシュ(7.7mm×56R) |
作動方式 | ボルトアクション |
発射速度 | 20〜30発/分 |
銃口初速 | 744m/s |