Last-modified: 2018-11-26 (月) 11:30:35 (298d)

【ミサイリアー】(みさいりあー)

機関砲を持たずミサイルのみで武装した大型の戦闘機
代表的な機種はF-4「ファントム供MiG-25「フォックスバット」Tu-128?フィドラーなど。

1950年代、ミサイル万能論の思想の下に構想・開発された。
目視外射程空対空ミサイルの撃ち合いに終始するなら、機関砲を搭載する意味は無い、という設計思想である。

しかし、この構想は1960年代のバトルプルーフで破綻をきたす。
ベトナム戦争で主力機として投入されたミサイリアーF-4は北ベトナム空軍との交戦で次々と機関砲撃墜されたのである。

開戦当初の交戦規定に不備があり、米軍機は目視外射程での交戦が禁じられていた(後に解禁)。
また、兵站面でも空対空ミサイルの保管・整備に不備があった。
さらにミサイル万能論によって空戦機動が軽視されたため操縦技術の断絶すら発生していた。
こうした事情から、MiG-17MiG-19MiG-21などに接近されてドッグファイトを強いられれば為す術がなかった。

こうした風評被害からミサイル万能論は軍事思想から排斥されたが、後年、ミサイル設計・運用技術の成熟とともに復権の兆しも見られている。
現行最新鋭の戦闘機F-35機関砲を内装せず、必要な場合にガンポッド機関砲を搭載する設計になっている(空軍型のA型のみ機関砲を標準装備)

関連:AIM-7 トップガン 最後の有人戦闘機 F6D?


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