Last-modified: 2019-12-14 (土) 11:33:44 (43d)

【ボーディングブリッジ】(ぼーでぃんぐぶりっじ)

Boarding Bridge(搭乗橋).

港・空港の建屋内から屋外を経由せず客船・旅客機に乗降するための橋。
蛇腹・車輪・レールなどの機構を搭載し、それによって伸縮・旋回・昇降して乗降扉に接続する。

船舶用のボーディングブリッジは波浪に応じた制動が必要なため、航空機と比べて精密・高価・大型である。
このため、ボーディングブリッジはもっぱら空港で利用され、港湾が備えている事はあまりない。

ボーディングブリッジを利用する主な利点は以下の通り。

壁と天井
ボーディングブリッジは壁と天井を持ち、顧客は建物内から通路を通るように直接機内に搭乗できる。
これによって乗客は悪天候時の風雨から守られ、また空調や冷暖房の恩恵を受ける事ができる。
また、不審者・危険人物が危険なエプロンに侵入できなくなるという保安上の利点もある。
階段を持たない
客船・旅客機のほとんどは建物2階分以上の全高を持ち、乗降のために階段を必要とする。
一方、ボーディングブリッジは建物の2階以上から出発するため、階段を必要としない。
これによって移動時間を短縮でき、特に脚の不自由な乗客を段差で立ち往生させずに済む。
(事前に上の階に上がる必要はあるが、建物であればエレベーターやスロープを利用できる)
直線距離
ボーディングブリッジは沖止めの場合より乗客の近くに接近する。
これによって移動距離が短縮され、乗降の手続きに必要な時間を大幅に短縮できる。

こうした利点の反面、設備投資に多大なコストがかかり、またこのコストは施設利用料として運輸業者にも請求される。
このため、需要の少ない中小規模の空港・港湾はボーディングブリッジを備えていない事が多々ある。

また、施設側がボーディングブリッジを備えていても、客船・旅客機が常にそれを利用できるわけではない。
機材の規格によってはボーディングブリッジへの接続が不可能で、沖止めするしかない場合がある。
また、発着便数に応じた数のボーディングブリッジが確保されておらず、利用予約が全て埋まっている場合もある。
格安航空会社などは単にコスト上の理由でボーディングブリッジ利用料を支払わない事もある。

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