Last-modified: 2019-04-12 (金) 10:55:15 (1515d)
【ペンギン】 †
ノルウェーのコングスベルグ?社が開発した短距離対艦ミサイル。
1962年から開発が開始され、1972年に配備が開始された。
西側諸国の対艦ミサイルとしては最初期の部類に入る。
主に航空機や哨戒ヘリコプターのほか、ミサイル艇や陸上配備型の発射機などに搭載される。
弾頭は半徹甲弾を使用し、誘導方式はパッシブ式赤外線誘導である。
ノルウェー以外では、オーストラリア・ギリシャ・スウェーデン(Rb12)・韓国などで運用されているほか、AGM-119の名称でアメリカにも採用されている。
本ミサイルの後継としてNSM?(Naval Strike Missile)が開発されている。
スペックデータ †
タイプ | ペンギンMk.2 | ペンギンMk.2 Mod7 (AGM-119B) | ペンギンMk.3 (AGM-119A) |
全長 | 2.96m | 3.18m | |
直径 | 28cm | ||
翼幅 | 1.42m | 0.76m/1.42m(展開時) | 1.00m |
発射重量 | 340kg | 385kg | 360kg |
射程 | 30km | 28km | 40km |
推進方式 | 固体推進ロケットモーター | ||
弾頭 | WDU-39/B 半徹甲弾 (弾頭重量120kg) | Mk.19 半徹甲弾 (弾頭重量113kg) | |
誘導方式 | 慣性誘導/パッシブ赤外線誘導 |
主な発射プラットフォーム †
- 艦艇発射型
- 空中発射型
- 陸上発射型
- Saab-Scania 重トラック