Last-modified: 2022-09-07 (水) 19:09:34 (379d)
【ペロ8】 †
第二次世界大戦中、アメリカ陸軍航空隊が投入した戦闘機・ロッキードP-38「ライトニング」に、日本軍将兵が与えた非公式な蔑称。
大東亜戦争開戦当初、日本陸海軍の主力戦闘機であった零戦や隼は、その優れた運動性を生かして近接格闘戦能力の低い双発戦闘機P-38を比較的容易に撃墜した。
そして、日本軍搭乗員らは簡単に撃墜数を稼げる敵機としてP-38に、
・ペロリと舐めるように撃墜できる
・Pを「ペ」、3を「ろ(ロ)」に見立てることができる
といった理由から「ペロ8」とあだ名を付けた。
しかし、戦争中盤から連合国側が有効な戦術を確立し、キルレシオが逆転。
日本側は優速なP-38による高空からの一撃離脱に対応できず、精鋭パイロットと制空権を相次いで喪っていった。