Last-modified: 2016-11-20 (日) 09:37:30 (160d)

【ヘッケラー&コッホ】(へっけらー&こっほ)

Heckler & Koch GmbH
1950年に設立された、ドイツの大手名門銃器メーカー。
ドイツ語読みでは「ヘックラー・ウント・コッホ」であるが、英語読みで「ヘッケラー アンド コック」と呼ばれたり、略して「H&K」と呼ばれることも多い。
本社はドイツ南部のバーデン=ヴュルテンベルク州のオベルンドルフに所在する。

1949年にドイツの歴史ある銃器メーカー・マウザー社を退職した技術者、エトムント・ヘックラーとテオドア・コッホ、アレクス・ザイデルの3名が1950年に設立した。
創立当初は(ドイツが軍備を禁じられていたこともあって)ミシンなどの民生品を作っていたが、1956年にドイツ連邦軍が創設されたことに伴い、銃器の製造を開始した。
この時より現在に至るまで「Keine Kompromisse!(妥協しない)」をスローガンに活動している。
1991年、H&Kはブリティッシュ・エアロスペースの一部門であるロイヤル・オードナンスに買収され、その傘下というポジションでSA80の改修に貢献した。
その後、ブリティッシュ・エアロスペースは1999年にBAEシステムズへと体制が変わり、H&Kは2002年に宇宙航空用途のためにドイツに作られたグループ企業(H&K Beteiligungs GmbH)へ再び売却された。

2004年にはSA80改修の実績を見込んだアメリカ軍からM4の改修を依頼され*1、各部の信頼性向上を中心に改修がなされたHK416を開発している。
2009年にはドイツの有名銃器メーカーの一つであり、第二次世界大戦においてドイツ軍向けにStG44を生産していたことで知られるハーネル社を買収した。

G3を始め、耐久性・信頼性・命中精度といったポテンシャルが高い銃器を製造することで有名である。
技術面に関しては全体的に保守的傾向が強い欧州の銃器メーカーだが、H&K社は銃器に関しては非常に先端的な技術を積極的に取り入れる傾向の強い企業である。
精緻にして巧妙なそのマテリアルシステムは、往々にして高額な商品を生み出す原因であるが、そこから生まれる銃たちはそれを補って余りある性能を持っていることに疑いの余地はない。
ただし、G11に代表されるように、その先端技術重視の傾向が裏目に出たケースも少なくないようである。

ドイツの「GSG9」やイギリスの「SAS」といった各国の特殊部隊を筆頭に、多くの軍・法執行機関が同社の銃器を多数採用している。

主な製品


*1 これに関しては「H&K側から提案した」とする説もある。

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