Last-modified: 2017-04-14 (金) 19:42:24 (14d)

【フランス軍】(ふらんすぐん)

フランス共和国が保有する軍隊
陸軍海軍空軍そして国家憲兵隊の4軍からなり、総兵力は約43万。

以前は徴兵制が存在していたが、2001年に廃止され現在は志願制となっている。
ただし、男女を問わず一定年齢に達すると予備役の登録を行わなければならない。

全軍制服組のトップは「統合参謀総長」である。

陸軍

2010年現在、現役兵約123,100人、文民28,500人、予備役18,350人からなる。
これはEU諸国内で最大規模を誇り、NATO加盟国内でもアメリカ、トルコに次ぐ第3位の規模。
陸軍制服組のトップは陸軍参謀総長。

兵科は「歩兵科」、「海兵科」、「機甲騎兵科」、「工兵科」、「山岳猟兵科」、「補給科」、「輜重科」、「通信科」、「陸軍憲兵科」そして「外人部隊」がある。

「外人部隊」は外国人の志願兵で構成される正規部隊で、将校は全員フランス国籍を有するが、下士官以下は基本的に外国人志願者からなっている。
外国籍の構成員はフランスの法律でフランス陸軍軍人の地位が与えられており、国際条約で禁止されている傭兵ではない。

実施部隊
部隊名所在地備考
地上部隊集団
(CFT)
ノール県リール-
フランス緊急対応軍団司令部
(CRR-FR)
NATOEU?のフランスが分担する
高即応部隊(HRF)などの軍団級司令部機関
第1機甲師団
(1reDB)
ドゥー県ブザンソン第1部隊参謀部(1erMEF)を改編
第3機甲師団
(3eDB)
ブーシュ=デュ=ローヌ県
マルセイユ
第3部隊参謀部(3eMEF)を改編
第2機甲旅団
(2e BB)
ロワレ県オルレアン第1機甲師団隷下の機甲旅団
第6軽機甲旅団
(6e DLB)
ガール県ニーム第3機甲師団隷下の軽機甲旅団。
軽装甲装輪車両化歩兵部隊で構成された
緊急展開部隊
指揮下の6個連隊のうち半数の3個連隊*1
外人部隊で構成されている
第7機甲旅団
(7e BB)
ドゥー県ブザンソン第1機甲師団隷下の機甲旅団
1999年に師団から旅団に改編
第9海兵軽機甲旅団
(9e BLBM)
ロワール=アトランティック県
ナント
第3機甲師団隷下の軽機甲旅団。
軽装甲装輪車両化歩兵部隊で構成された
緊急展開部隊
また、陸海空の統合作戦に特化した任務を負っている。
第11落下傘旅団
(11e BP)
オート=ガロンヌ県バルマ第3機甲師団隷下の空挺旅団
軽歩兵と軽装甲装輪車両化歩兵部隊で構成された
緊急展開部隊
第27山岳歩兵旅団
(27e BIM)
イゼール県
ヴァルス=アリエール=エ=リセ
第1機甲師団隷下の歩兵旅団
1993年に師団から旅団に改編
第1後方支援旅団
(1re BL)
エソンヌ県リナ=モンレリ後方支援集団(CFLT)隷下の兵站旅団
陸軍の後方支援全般を担当
第2後方支援旅団
(2re BL)
ジロンド県
サン=メダール=アン=ジャル
特殊作戦旅団
(BFST)
ピレネー=アトランティック県
ポー
特殊作戦司令部(COS)隷下の特殊作戦旅団
特殊部隊
通信支援旅団
(BTAC)
ムルト=エ=モゼル県
リュネヴィル
陸軍の通信支援全般を担当
情報旅団
(BR)
モゼル県
モンティニー=レ=メス
BTAC隷下の通信旅団
陸軍の情報活動を担当
砲兵旅団
(BA)
バ=ラン県アグノーCFT隷下の砲兵旅団
陸軍の砲兵火力支援全般を担当
工兵旅団
(BG)
バ=ラン県ストラスブールCFLT隷下の工兵旅団
陸軍の工兵作戦全般を担当
フランス・ドイツ合同旅団
(DFB*2(独)/BFA*3(仏)
ドイツ連邦共和国
バーデン=ヴュルテンベルク州
ミュルハイム
欧州合同軍指揮下の国際共同部隊
(機械化歩兵)
第2竜騎兵連隊
(2e RD-NBC)
メーヌ=エ=ロワール県
フォンテヴロー=ラベイ
工兵旅団隷下のNBC防護連隊
第1戦闘ヘリコプター連隊
(1er RHC)
モゼル県ファルスブール
第3戦闘ヘリコプター連隊
(3er RHC)
ムーズ県エタン
第5戦闘ヘリコプター連隊
(5er RHC)
ピレネー=アトランティック県
ポー
陸軍装備保守管理隊
(DCMAT)
イヴリーヌ県ストリ


その他部隊
参謀本部直轄部隊
部隊所在地備考
第7輜重大隊ブザンソン駐屯地
(ドゥー県)
輸送兵站
第15輜重大隊リモージュ駐屯地
(オート=ヴィエンヌ県)
第22海兵歩兵大隊ナント駐屯地
(ロワール=アトランティック県)
海兵隊の軽歩兵部隊
第72海兵歩兵大隊マルセイユ駐屯地
(ブーシュ=デュ=ローヌ県)
教育部隊
第1アフリカ猟兵連隊在ヴァール県ドラギニャン教育機甲騎兵
戦車及び対戦車ミサイルの教育部隊
第4外人連隊在オード県カステルノーダリ外人部隊、教育を担当
第17砲兵群在ランド県ビスカロッス教育砲兵
第132歩兵大隊在マルヌ県シュイップ軍用犬教育歩兵
陸軍参謀本部支援部隊
第22歩兵大隊在ローヌ県リヨン厚生歩兵
南東地域を担当
第57歩兵大隊在ジロンド県ボルドー厚生歩兵
南西地域を担当
第526輜重大隊在イヴリーヌ県
サン=ジェルマン=アン=レー
厚生兵站
イル=ド=フランス地域圏を担当
第4驃騎兵群在モゼル県メス厚生機甲騎兵
北東地域を担当
第16砲兵群在イル=エ=ヴィレーヌ県
レンヌ
厚生砲兵
北西地域を担当
第1外人連隊在ブーシュ=デュ=ローヌ県
オーバーニュ
外人部隊
新入隊員の業務を担当
通信部隊
第8通信連隊オー=ド=セーヌ県
シュレンヌ
EVAT隷下
基地データ通信を担当
第43通信大隊在ロワレ県オルレアン基地通信を担当
第785電子戦中隊電子戦通信を担当
消防
パリ消防旅団パリフランス陸軍に所属する消防工兵部隊


主な装備品
航空機
固定翼機SOCATA TBM(12機)
ピラタス PC-6(6機)
セスナF406
ヘリコプターティーガー(30機)
NH90(34機)
ユーロコプターエキュレイユ(17機)
AS532「クーガー」(23機)
SA330「ピューマ」(126機)
SA341「ガゼル」(326機)
火器・火砲
拳銃GIAT BM92-G1(PAMAS-G1)※ベレッタM92ライセンス生産
H&K USPタクティカル(陸軍傘下のフランス海兵隊、第1海兵歩兵落下傘連隊のみ)
グロック17(空挺部隊のみ)
短機関銃H&K MP5F特殊部隊のみ)
FN P90PDW(第1海兵歩兵落下傘連隊のみ)
突撃銃FA-MAS
SIG SG551?
M16/M16A2/M4カービン(特殊部隊のみ)
H&K HK416(海兵コマンドと特殊部隊のみ)
H&K G36E
H&K G3
軽機関銃AAT-F1MINIMI、AA-52(車載のみ)
重機関銃ブローニングM2
狙撃銃FR-F2*4、H&K MSG-90(特殊部隊のみ)
対物ライフルPGM ヘカートII、バレットM82
散弾銃ベネリM3T(選抜ユニットのみ)
擲弾発射筒M203(一部のFA-MASと特殊部隊のM16系統のみに装着)、LGI*5(擲弾発射筒)
榴弾砲TRF1 155mm榴弾砲(105門)
迫撃砲RTF1 120mm迫撃砲(361門)
対戦車ミサイルAT4CS、ERYX、ミラン、HOT、MIRA
携行式地対空ミサイルミストラル、スティンガー
車両
戦車ルクレール?AMX-30D?
偵察戦闘車AMX-10RC、ERC90
歩兵戦闘車AMX-10P、VBCI
装甲車VAB、VBL、PVP
自走榴弾砲AMX30 AuF1、カエサル
自走ロケット砲M270「MLRS」
地対空ミサイル車両ローランド、クロタル
汎用車両プジョーP4、ルノー・TRM2000、ルノー・TRM4000、ルノー・TRC10000、GBC180
工兵科装備
架橋装備PFM自走浮橋、EFA浮橋車、PAAパネル型架橋車、MLF軽輸送橋
地雷敷設・除去装備MINOTAUR地雷敷設装置、MFRD地雷敷設車、MADEZ地雷除去車
工兵作業車AMX30 B2 DT工兵作業車、MPG多目的工兵車、EPG装甲工兵車、EBG装甲工兵車
戦車回収車DNG/DCL戦車回収車
その他装備NX7掘削機、GPL汎用クレーン車、EMADショベルドーザ、SOUVIMローダ


海軍

海軍は「海軍参謀本部」、「水上部隊」、「海軍管区」、「支援部隊」、「教育機関」の5つを基本軸として運用される。
2007年現在現役兵約46,200人、文民10,300人が所属。
海軍制服組のトップは海軍参謀総長。

第二次世界大戦の教訓から独自の軍事態勢を維持し、戦略核兵器やアメリカ以外の国家で唯一の原子力空母シャルル・ド・ゴール」、原子力潜水艦などを保持している。
また、フランスは海外領土があるため、警備用として小型艦艇を太平洋・インド洋・カリブ海に展開している。

海軍司令部はパリの総司令部、ブレストの大西洋艦隊司令部、トゥーロンの地中海艦隊司令部、シェルブールの英仏海峡小艦隊司令部が存在する。
2011年現在、140隻の海軍艦艇を保有しており、この中でも弾道ミサイル搭載原子力潜水艦を運用する「戦略海洋部隊」は海軍における核戦力運用部隊として1960年代に創設され、2013年現在では10隻の原子力潜水艦と384発のSLBM搭載核弾頭を持つ。

また、海軍の航空兵力である「海軍航空隊」も存在し、6,800人の人員と200機の航空機で構成されている。
こちらの部隊もフランス抑止力の一翼を担い、ASMP-A巡航ミサイル搭載核弾頭20発とこのミサイルを搭載できる「シュペルエタンダール?」攻撃機41機を保有している。

主要基地・施設
艦船基地
施設名所在地
ブレスト海軍工廠
シェルブール軍港
トゥーロン軍港
ロリアン港
バイヨンヌ港
フォール=ド=フランス港
デグラ=デ=カンヌ港フランス領ギアナ
ポール・ド・ラ・ポアント・デ・ギャレレユニオン
ジブチ市港ジブチ
ヌメア港ニューカレドニア
パペーテ港タヒチ島


航空基地
基地名所在地配備部隊
ランディヴィジオ海軍航空基地フィニステール県固定翼艦載機部隊
ランヴェオック=プルミック海軍航空基地ヘリコプターと固定翼練習機
ラン=ビウエ海軍航空基地モルビアン県哨戒機など
ニーム=ギャロン海軍航空基地ガール県
ディエール・ル・パリヴェストル海軍航空基地
(軍民共用)
ヴァール県イエール各種航空機


主な装備品
艦艇
航空母艦シャルル・ド・ゴール級
駆逐艦フォルバン級(オリゾン級)ミサイル駆逐艦
カサール級ミサイル駆逐艦
アキテーヌ級駆逐艦(建造中)
ジョルジュ・レイグ級駆逐艦
トゥールヴィル級駆逐艦
フリゲートラファイエット級フリゲート
デスティエンヌ・ドルヴ級フリゲート*6
フロレアル級フリゲート
潜水艦ル・トリオンファン級SSBN、シュフラン級SSN(2017年就役予定)、リュビ級SSN
補給艦デュランス級
強襲揚陸艦ミストラル級
ドック型揚陸艦フードル級
戦車揚陸艦シャンプラン級
戦車揚陸艇EDIC700型、CDIC型、EDA-R型(建造中)
中型揚陸艇?CTM型
揚陸艇母艦ギャプー
海洋観測艦?ボータン・ボープレ
プルクワ・パ?
情報収集艦デュピュイ・ド・ローム
ミサイル追跡艦モンジュ
航空機
戦闘機ラファールM
攻撃機シュペル・エタンダール
対潜哨戒機アトランティックMk.2
早期警戒機E-2CE-3F
その他EMB121
CAP 10
モラーヌ・ソルニエ Rallye
ファルコン50M
ファルコン10MER
ファルコン200 ガーディアン
ヘリコプターEC725R2「クーガーMk.2+レスコ」
EC725 HUS
EC225「シュペルピューマMk.2+」
SA365F/N「ドーファン2」
AS565MA「パンター」
NH90 NFH
SA330Ba「ピューマ」
リンクス Mk.4
SA319B「アルエット3」


空軍

空軍は国防規則に基づき、空軍参謀本部、実施部隊、空軍基地、人事局、役務の5つに区分されている。
2007年時点で現役兵約63,600人、文民職員5,700人。

925機以上の航空機や*7巡航ミサイルなどの各種ミサイルを保有し、本土や海外領土、そして旧フランス植民地国家に基地を設置し駐留している。

また、空軍において核兵器を運用する「戦略空軍」はフランスの核抑止力の第一体系として運用されている。
1960年代に核抑止戦力として最初のミラージュ戦略爆撃機KC-135空中給油機およびAN-11核爆弾が実戦配備され、1971年から1996年まで地上発射式の弾道ミサイルが運用されていた。
現在ではミラージュ2000N戦略爆撃機とC-135FR空中給油機を装備し、2009年から空中発射型のASMP-A巡航ミサイルの運用が開始されており、現時点で45発の核弾頭を保有している。

主な空軍基地
フランス本土
基地名種別所在地
ディジョン=ロングヴィック空軍基地軍民共用コート=ドール県ディジョン
カンブレー=エピノワ空軍基地軍用ノール県カンブレー
エヴルー=フォヴィル空軍基地ウール県エヴルー
ボルドー=メリニャック空軍基地ジロンド県ボルドー
ヴィラクブレー空軍基地イヴリーヌ県ヴェリジー=ヴィラクブレー
クレイユ空軍基地オワーズ県クレイユ
ランス=シャンパーニュ空軍基地軍民共用マルヌ県ランス
サン=ディジエ=ロバンソン空軍基地軍用オート=マルヌ県サン=ディジエ
オランジュ=カリタ空軍基地ヴォクリューズ県オランジュ
リュクスイユ=サンソヴェール空軍基地オート=ソーヌ県リュクスイユ=レ=バン
パリ空軍基地空軍中枢機関パリ市15区
モン=ド=マルサン空軍基地軍用ランド県モン=ド=マルサン
カゾー空軍基地ジロンド県カゾー
オルレアン=ブリシー空軍基地ロワレ県オルレアン
イストル=ル・テュベ空軍基地軍民共用ブーシュ=デュ=ローヌ県イストル
ソレンツァラ空軍基地軍用オート=コルス県トラヴォ
メス=フレスカティ空軍基地モゼル県メス
ナンシー=オシェエ空軍基地ムルト=エ=モゼル県ナンシー
ボルドー=ボゼジュール空軍分遣隊-
ブレティニー=シュロルジュ空軍基地軍用エソンヌ県ブレティニー=シュロルジュ
ロモランタン=プリュエ空軍分遣隊ロワール=エ=シェール県ロモランタン=ラントネー
ヴァレンヌ=シュル=アリエ空軍分遣隊アリエ県ヴァレンヌ=シュル=アリエ
アンべリュー=アン=ビュジェ空軍基地軍用アン県アンべリュー=アン=ビュジェ
シャトーダン空軍基地ウール=エ=ロワール県シャトーダン
サロン=ド=プロヴァンス空軍基地ブーシュ=デュ=ローヌ県サロン=ド=プロヴァンス
アヴォール空軍基地シェール県アヴォール
トゥール空軍基地アンドル=エ=ロワール県トゥール
コニャック=シャトーベルナール空軍基地シャラント県シャトーベルナール
ロシュフォール空軍基地
(空軍下士官訓練学校)
シャラント=マリティーム県ロシュフォール
サント=テナック空軍工科学校シャラント=マリティーム県サント
グルノーブル=モンボノ空軍基地イゼール県モンボノ=サン=マルタン
ドラシャンブロン空軍基地防空センターバ=ラン県ドラシャンブロン=ビルレンバッハ
タヴェルニー空軍基地航空作戦センターヴァル=ドワーズ県タヴェルニー
リヨン=モン・ヴェルダン空軍基地ローヌ県リヨン・モン・ヴェルダン
(ヴェルダン山)
ニース空軍基地軍用アルプ=マリティーム県ニース
海外および国外
基地名種別所在地
アル・ダフラ空軍基地軍用アラブ首長国連邦アブダビ
ダカール=ウアカム空軍基地セネガル共和国
サン=ドニ空軍基地海外領土レユニオン・サン=ドニ
ジブチ空軍基地軍民共用ジブチ共和国ジブチ市
タヒチ=フアア空軍基地軍用海外領土ポリネジー・フランセーズ・タヒチ島
ラマンタン空軍基地海外領土マルティニーク
カイエンヌ=ロシャンボー空軍基地海外領土ギュイヤンヌ・フランセーズ
第376空軍分遣隊-海外領土ヌーベル・カレドニー
リーブルヴィル部隊ガボン共和国
ンジャメナ・フランス運用援助部隊チャド共和国


主な装備品
戦闘機ラファールB/C
ミラージュ2000-5F/C/B
戦闘攻撃機ミラージュ2000N/D
ミラージュF1CT
偵察機ミラージュF1CR
AWACSE-3「セントリー」
電子戦機C-160G
輸送機A310-300
A330-223(VIP用)
A340-200
A400M
C-130H「ハーキュリーズ」
C-130H-30
C-160
CN-235M
DHC-6「ツインオター」
ファルコン7X(VIP用)
ファルコン2000(VIP用)
ファルコン900(VIP用)
ミステール20
TBM-700
空中給油機KC-135FR
C-160NG
練習機EMB121「シングー」
アルファジェット
EMB312「ツカノ」
D-140
CAP10B/CAP231/CAP232
TB30「エプシロン」
HK36"Super Dimona"(モーターグライダー)
UAVアーファング
MQ-9「リーパー」
捜索救難ヘリコプターEC725Mk2
汎用ヘリコプターAS332
AS355
SA330
AS532
AS532(VIP用)
AS555

国家憲兵

こちらはフランス国防・退役軍人省および内務省傘下にある。
1791年に国家憲兵隊が組織され、現在では陸軍・海軍・空軍に継ぐ第4の軍隊として運用されている。

軍内の憲兵業務、暴徒鎮圧や海上治安維持、テロ対策、政府庁舎等の警備といった警備公安活動、犯罪捜査といった通常警察業務が主要任務で、フランス国家警察と並ぶフランスでの主要警察機関でもある。
また、外国要人に対する儀仗任務も行っている。

2005年現在の人員は約10万4000人。

海外駐留部隊

フランス軍は、旧植民地を中心とした国家などに常時約35,000名の兵力を展開している。

  • アメリカ大陸方面
    • グアドループ常駐(アンティル諸島駐屯フランス軍)
      人員1,000名。1個海兵歩兵大隊、哨戒艇1隻、ヘリコプター1機他、国家憲兵隊800名が駐留。
    • マルティニーク常駐(アンティル諸島駐屯フランス軍)
      人員3,200名。1個海兵歩兵連隊、フリゲート1隻、曳航船1隻、輸送機3機、ヘリコプター3機他、国家憲兵隊550名が駐留。
    • 仏領ギアナ常駐(フランス領ギアナ駐屯フランス軍)
      人員3,800名。2個外人歩兵・海兵歩兵連隊、艦艇2隻、ヘリコプター7機他、国家憲兵隊800名が駐留。
  • アフリカ大陸およびインド洋方面
    • コートジボワール常駐/派遣
      人員1,950名。1個歩兵大隊が駐留。
    • セネガル常駐
      人員1,150名。1個歩兵大隊、輸送機1機、偵察機1機、ヘリコプター1機が駐留。
    • ガボン常駐
      人員1,150名。1個歩兵大隊、輸送機2機、ヘリコプター6機が駐留。
    • チャド派遣
      人員1,550名。作戦用基地1か所に1個統合任務群が駐屯。
    • 中央アフリカ派遣
      人員1,200名。戦闘機6機、輸送機2機、1個歩兵中隊が駐屯。
    • ジブチ常駐(ジブチ駐留フランス軍)
      人員1,900名。1個海外混成連隊、輸送機1機、戦闘機10機、ヘリコプター10機、海上哨戒機1機が駐留。
    • マヨット常駐(南インド洋管区フランス軍)
      人員350名。1個歩兵分遣隊、2個義勇兵隊、国家憲兵隊300名が駐留。
    • レユニオン常駐(南インド洋管区フランス軍)
      人員4,000名。1個空挺連隊、国家憲兵隊1,050名、フリゲート2隻、輸送機2機、偵察機2機、ヘリコプター2機が駐留。
    • インド洋上
      海軍艦艇を中心に1,250名の人員が駐留している。
  • 中東方面
    • アフガニスタン派遣
      人員2,300名が駐屯。
    • アラブ首長国連邦派遣
      輸出兵器向け技術者を派遣。
      2009年、アブダビに陸海軍部隊最大500名の恒久基地を新設。
      また、2011年にジブチから1個旅団が移駐。
      戦闘機3機、榴弾砲6門が駐留。
    • レバノン派遣
      国連平和維持活動に人員1,750名を派遣。
  • ヨーロッパ方面
    • コソボ派遣
      コソボ治安維持部隊に人員2,100名を派遣。
    • ボスニア・ヘルツェゴビナ派遣
      アルテア欧州連合部隊*8に人員150名を派遣。
       

参考資料:Wikipedia

階級(陸軍および空軍)

階級符号フランス陸軍/空軍陸上/航空自衛隊(対比)
階級呼称(和文表記)階級呼称(仏文表記)階級呼称(和文表記)階級呼称(仏文表記)
OF-10元帥Marechal de France--
OF-9大将General d'Armee(aerienne)*9陸/空将(甲)General d'Armee(aerienne)
OF-8中将General de Corps d'Armee*10陸/空将(乙)General de Division(aerienne)
OF-7少将General de Division(aerienne)陸/空将補General de Brigade(aerienne)
OF-6准将General de Brigade(aerienne)--
OF-5大佐Colonel一等陸/空佐Colonel
OF-4中佐Lieutenant-Colonel二等陸/空佐Lieutenant-Colonel
OF-3少佐Commandant三等陸/空佐Major
OF-2大尉Capitaine一等陸/空尉Capitane
OF-1中尉Lieutenant二等陸/空尉Lieutenant
少尉Sous-Lieutenant三等陸/空尉Sousu-Lieutenant
OF-D見習士官Aspirant--
士官候補生Eleve Officer
OR-9准尉Major准陸/空尉Adjudant-Major
上級曹長Adjudant-Chef
OR-8曹長Adjudant陸/空曹長Adjudant
OR-7--一等陸/空曹Sergent-Major*11
OR-6軍曹Sergent-Chef*12二等陸/空曹Sergent-Chef
OR-5伍長Sergent*13三等陸/空曹Sergent
OR-4下士官候補生Eleve Sous-Officer--
上級兵長/上級航空兵長Caporal-Chef de 1ere Classe
兵長/航空兵長Caporal-Chef*14
OR-3上等兵/上等航空兵Caporal*15陸/空士長Caporal
OR-2一等兵/一等航空兵Soldat/Aviateur de 1ere Classe一等陸/空士Soldat/Aviateur de 1ere Classe
OR-1二等兵/二等航空兵Soldat/Aviateur de 2e Classe二等陸/空士Soldat/Aviateur de 2e Classe


階級(海軍)

階級符号フランス海軍海上自衛隊(対比)
階級呼称(和文表記)階級呼称(仏文表記)階級呼称(和文表記)階級呼称(仏文表記)
OF-10元帥Amiral de France--
OF-9大将Amiral海将(甲)Amiral
OF-8上級中将Vice-Amiral d'Escadre海将(乙)Vice-Amiral
OF-7中将Vice-Amiral海将補Contre-Amiral
OF-6少将Contre-Amiral--
OF-5大佐Capitaine de Vaisseau一等海佐Capitaine de Vaisseau
OF-4中佐Capitaine de Fregate二等海佐Capitaine de Fregate
OF-3少佐Capitaine de Corvette三等海佐Capitaine de Corvette
OF-2大尉Lieutenant de Vaisseau一等海尉Lieutenant de Vaisseau
OF-1中尉Enseigne de Vaisseau de 1ere Classe二等海尉Enseigne de Vaisseau de 1ere Classe
少尉Enseigne de Vaisseau de 2e Classe三等海尉Enseigne de Vaisseau de 2e Classe
OF-D見習士官Aspirant--
士官候補生Eleve Officer
OR-9兵曹長Major准海尉Maitre Principal Chef
上級上等兵曹Maitre Principal
OR-8上等兵曹Premier Maitre海曹長Maitre Principal
OR-7--一等海曹Premier Maitre
OR-6一等兵曹Maitre二等海曹Maitre
OR-5二等兵曹Second Maitre三等海曹Second Maitre
OR-4下士官候補生Second Maitre Maistrancier--
水兵長Quartier Maitre de 1ere Classe
OR-3上等水兵Quartier Maitre de 2e Classe海士長Quartier Maitre
OR-2一等水兵Matelot Brevete一等海士Matelot Brevete
OR-1二等水兵Matelot二等海士Matelot


フランス軍の階級呼称と自衛隊との階級対比は以上のとおりであるが、仏語訳に関しては、補職と階級の制度の違いから、一部の階級で表現に差異が生じる事が避けられないのが実情である。殊、将官に関しては、小学館ロベール仏和大辞典の様に、少将〜上級大将と訳者によって表現が異なる。


*1 第1外人騎兵連隊、第2外人歩兵連隊、第1外人工兵連隊。
*2 Deutsch-Französische Brigade.
*3 Brigade Franco-Allemande.
*4 MAS36小銃の機関部に肉厚銃身、ピストルグリップタイプの銃床、望遠照準器を装備した狙撃銃。
*5 Lance Grenade Individuel(個人用擲弾発射器)の略。
*6 フランス海軍の類別では通報艦
*7 内訳は戦闘機117機、戦闘攻撃機110機、戦略爆撃機60機、偵察機43機、電子戦機2機、輸送機104機、空中給油機15機、練習機340機、その他無人機、捜索救難ヘリコプター6機、汎用ヘリコプター111機
*8 欧州連合部隊はEU・欧州理事会の指揮下にある多国籍軍
*9 空軍は末尾にaerienneが付く。
*10 空軍はGeneral de Corps aerienne。
*11 フランス軍では1972年まで存在していた。
*12 機甲科はMarechal des Logis-Chef
*13 機甲科はMrechal des Logis
*14 機甲科はBrigadier-Chef
*15 機甲科はBrigadier

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