Last-modified: 2023-03-22 (水) 12:55:56 (68d)

【フォッカーE.I】(ふぉっかーえーあいんす)

Fokker E.I.

第一次世界大戦期の1915年にドイツのフォッカー?社が製造した単葉、単座の戦闘機
通称「アインデッカー(Eindecker*1)」。

世界で初めて同軸機銃を装備し、銃弾がプロペラを撃ち抜く危険なく安定的に前方への攻撃を可能とした。
これにより、同世代の飛行機を遥かに凌駕する攻撃効率を持ち、従来の機関銃座を持った偵察機を超える戦闘能力をもつ、事実上世界最初の戦闘機となった。

飛行性能そのものは従来の偵察機と比べて格段優れたものではなかったが、英仏の「武装した偵察機」では本機に対抗できず、一方的に撃墜された。
これは「フォッカーの災難」と呼ばれている。

しかし、連合国側も間もなくプッシャー式戦闘機同軸機銃を導入し、本機の活躍は短期間に終わった。

現存機はロンドンのサイエンス・ミュージアムで保存されている。

スペックデータ

乗員1名
全長7.22m
全高2.9m
翼幅8.85m
翼面積15.9
空虚重量360kg
全備重量563kg
発動機オーバーウーゼル U.0 空冷7気筒ロータリーエンジン×1基(出力80PS(58.8kW))
プロペラ木製2枚翅固定ピッチプロペラ(直径2.3〜2.5m)
最高速度130km/h
巡航速度110km/h
航続距離198km
上昇限度3,000m
上昇能力高度2,000mまで20分
武装シュパンダウlMG08 7.92mm機関銃×1挺(機首)*2



*1 ドイツ語で単葉機を意味する。
*2 試作機の武装はパラベルムMG14 7.92mm機関銃×1挺。

トップ 編集 凍結 差分 バックアップ 添付 複製 名前変更 リロード 新規 一覧 単語検索 最終更新ヘルプ   最終更新のRSS