Last-modified: 2017-01-25 (水) 20:28:11 (88d)

【パンサー(戦闘機)】(ぱんさー(せんとうき))

Grumman F9F panther.

第二次世界大戦後にグラマン社が開発した、同社初のジェット戦闘機
1947年11月に初飛行し、1949年から部隊配備が開始された。

機体は円形断面の太く短い胴体に直線翼を組み合わせた手堅い設計で、グラマン社の製品らしく、頑丈さに重点を置かれていた。

しかし、同世代のライバル機より空力的性能で劣っていたため、朝鮮戦争では戦闘機より攻撃機の代用として運用される事が多かった。

朝鮮戦争後は改良型であるF9F「クーガー」に更新されて前線から退役し、主に無人標的機として使用された。

スペックデータ

乗員1名(単座型)/2名(複座型)
全長11.83m
全高3.73m
全幅11.58m
主翼面積23.23
空虚重量4,603kg
最大離陸重量8,492kg
最大兵装搭載量1,361kg
エンジンP&W J42-P-6ターボジェット推力27.8kN)×1基
最大速度503kt(高度4,265ft時)
実用上昇限度13,380m
航続距離1,131nm
固定武装イスパノ・スイザAN-M2 20mm機関砲×4門(各門190発)
兵装5インチ(127mm)ロケット弾ポッド
1,000ポンド(454kg)爆弾×2発orナパーム弾×2発
総生産数1,388機(-2型〜-5型までの試作機含む)

バリエーション

  • XF9F-1(3機):
    G-75案。計画のみ。
    複座でエンジンはウェスティングハウス J30を双発で搭載予定だった。

  • XF9F-2(3機):
    G-79案。単発単座の試作機。
    エンジンは試作1号機がロールス・ロイス?ニーン」、試作2・3号機はアリソン J33を搭載。

  • F9F-2(562機):
    1942年初飛行の初期量産型。
    エンジンはP&W J42-P-6(ロールス・ロイス ニーンのライセンス生産品)を搭載。

  • F9F-2D:
    無人標的機型。

  • F9F-2P:
    非武装の写真偵察機型。

  • XF9F-3:
    XF9F-2 試作3号機を改装したエンジン試験機。J33-A-8を搭載。

  • F9F-3(54機):
    J33エンジン搭載型。
    J33の不調により後に全機がJ42に換装しF9F-2仕様に改修。

  • XF9F-4(2機):
    F-4型原型機。

  • F9F-4(109機):
    胴体を60cm延長し、垂直尾翼を上方に30cm延長した改良型。
    エンジンはJ33-A-16を搭載。J33の不調によりほとんどがJ42に換装しF9F-5仕様に改修された。

  • XF9F-5(1機):
    F-5型原型機。

  • F9F-5(616機):
    F-4型と同じ機体にP&W J48-P-4/P-6A(ロールス・ロイス「テイ?」のライセンス生産品)エンジンを搭載。
    少数の最終型はJ48-P-8を搭載。

  • F9F-5P(36機):
    機首を延長した非武装の写真偵察機型。

  • F9F-5KD(DF-9E):
    無人標的機型。
    F9F-5型およびF-5P型からの改修。

トップ 編集 凍結 差分 バックアップ 添付 複製 名前変更 リロード 新規 一覧 単語検索 最終更新ヘルプ   最終更新のRSS