Last-modified: 2017-01-02 (月) 17:13:08 (228d)

【パワーダイブ】(ぱわーだいぶ)

Power Dive(動力降下).

飛行機エンジン推力を維持した状態のまま機首を下げて降下する事。
自由落下よりも落ちる速度が早い反面、早すぎて事故を誘発する危険性を伴う。
主に戦闘機における回避機動に用いられる。

急降下爆撃では用いられない。
早すぎて爆撃の照準を定める事すらままならず、事後の離脱も困難にするからだ。

一般的な印象とは異なり、飛行機はふつう機首の上げ下げによって高度を操作する事はしない。
高度調整はスロットルエンジン出力)を調整し揚力を増減させる事で行う。
また同様に、速度の調整はスロットル操作ではなく機首の上げ下げで行う。

飛行中の揚力速度位置エネルギーは全て相関関係にある。
このため、エンジン出力や機首の急激な変化は、操作の意図以外にも様々な影響を及ぼす。
機体状況の変化を把握する時間的猶予が必要なため、微調整できる迂遠な操作法が用いられる。

パワーダイブはこの原則に反して急激な変化を起こすマニューバーであり、安全は保障されない。

関連:プッシュオーバー


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