Last-modified: 2014-08-03 (日) 10:15:34 (994d)

【パイソン3】(ぱいそんさん)

イスラエルのラファエル?社が開発した、第3世代短射程空対空ミサイル
パイソンとはギリシア神話の蛇神、ピュトンの英語読み。

初めは「シャフリル2AIM-9Bの改良型)の後継型」と言う事からシャフリル3と呼ばれていたが、後にパイソン3と改名された。
開発時期は1971年前半で1981年には試作型が完成し、1982年のレバノン侵攻?で限定的に実戦使用された。
その後、1983〜1985年にかけてイスラエル軍に実戦配備された。

パイソン3は誘導面を特に強化しており、赤外線誘導装置には前作のシャフリル2?には無いオールアスペクト発射能力持っている。
さらに、推進装置も改良され射程が15kmと長くなった。
なお、飛行制御はシャフリル2と同じ可動式先尾翼で行う。

一般公開は1981年に行われたパリ航空ショーで、その性能の高さから当時の軍事専門家を驚かせた。
輸出の方は、中国が霹靂8として1983年からライセンス生産をしている。

現在ではパイソン4、さらには最新型のパイソン5の登場により徐々に退役すると思われる。

関連:シャフリル パイソン4

主な採用国

  • イスラエル
  • エクアドル
  • コロンビア
  • 中国(霹靂8(PL-8)としてライセンス生産
  • チリ
  • ブラジル
  • ボリビア
  • 南アフリカ(V3Sスネークと呼ばれていた。2008年4月退役)
  • ルーマニア

カタログスペック

全長3m
直径16cm
翼幅86cm
発射重量120kg
弾頭HE 連続ロッド(11kg)
推進装置ラファエル社製固体燃料ロケットモーター(重量58kg)
最大速度M3.5
射程0.5〜5km
G限界35G
シーカーパッシブ低温冷却赤外線シーカー
誘導方式オールアスペクト発射能力付き赤外線誘導



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