Last-modified: 2022-11-22 (火) 18:41:01 (303d)
【トラフィックパターン】 †
Traffic Pattern.
「場周経路」「サーキットパターン」とも。
飛行場・空港で、航空機の離着陸を円滑に行うために予め定められている飛行経路。
以下の構成要素からなる長方形の経路である。
左回りトラフィックパターンの例 45度で進入(VFR着陸・到着) / ダウンウィンドレグ / ↓←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←← ↓ ↑ ↓ベースレグ ↑クロスウィンドレグ ↓ ↑ →→→→→ ==27======滑走路======09== →→→→→↑ ⇒⇒(離陸・出発) ファイナルレグ(着陸) アップウィンドレグ
離陸時は、最低限アップウィンドレグを飛行し、出発方向へ向け適宜トラフィックを離脱する。
着陸する場合、多くはダウンウィンドレグからトラフィックパターンに進入する。
ストレートインの場合は直接ファイナルレグを飛行する。
また、アップウィンドレグから進入してきた場合はクロスウィンドレグ→ダウンウィンドレグ→ベースレグを経てファイナルレグへ飛行する(サークリングアプローチ)。
一方、訓練機の場合は、トラフィックパターンから出ず、何度もタッチ・アンド・ゴーもしくはゴーアラウンドを繰り返しながらトラフィックパターンを回りつづける事がよくある。