Last-modified: 2022-11-22 (火) 18:41:01 (520d)

【トラフィックパターン】(とらふぃっくぱたーん)

Traffic Pattern.
「場周経路」「サーキットパターン」とも。

飛行場空港で、航空機着陸を円滑に行うために予め定められている飛行経路。
以下の構成要素からなる長方形の経路である。

左回りトラフィックパターンの例
                    45度で進入(VFR着陸・到着)  
                    /
       ダウンウィンドレグ  /
↓←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←
↓                        ↑
↓ベースレグ                   ↑クロスウィンドレグ
↓                        ↑
→→→→→ ==27======滑走路======09== →→→→→↑ ⇒⇒(離陸・出発)
ファイナルレグ(着陸)        アップウィンドレグ

離陸時は、最低限アップウィンドレグを飛行し、出発方向へ向け適宜トラフィックを離脱する。
着陸する場合、多くはダウンウィンドレグからトラフィックパターンに進入する。

ストレートインの場合は直接ファイナルレグを飛行する。
また、アップウィンドレグから進入してきた場合はクロスウィンドレグ→ダウンウィンドレグ→ベースレグを経てファイナルレグへ飛行する(サークリングアプローチ)。

一方、訓練機の場合は、トラフィックパターンから出ず、何度もタッチ・アンド・ゴーもしくはゴーアラウンドを繰り返しながらトラフィックパターンを回りつづける事がよくある。


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