Last-modified: 2014-01-27 (月) 19:58:33 (2585d)
【テポドン】 †
Taepodong
北朝鮮軍が開発・配備している弾道ミサイル。
準中距離弾道ミサイル(MRBM)である1号と大陸間弾道ミサイル(ICBM)の2号がある。
「テポドン」はアメリカが付けたコードネームで、北朝鮮側では「白頭山1号/2号」と呼ぶ。
1号、2号ともに中間誘導は慣性誘導方式を採用した2段式ロケットで、推進装置には1段目はノドン、2段目はスカッドを改良した物が使用されていると見られており、1号はペイロードは700kgから1t、射程は約2,500kmである。
CEPは2km〜3kmと、命中精度は他国の弾道ミサイルに比べればそれほどよくないが、弾頭にNBC兵器などの大量破壊兵器を搭載した場合は十分な脅威となる。
2号の性能についてはまだ不明なことが多いが、射程が大幅に延びていると思われる。
1998年に1号、2009年に2号の発射実験が行われた。