Last-modified: 2019-07-14 (日) 19:00:44 (3d)

【チャレンジャー2】(ちゃれんじゃーつー)

FV4034 Challenger 2.

1990年代に英国陸軍の主力戦車として開発・生産された戦車
1994年よりチーフテンの老朽更新のため配備され、386両が生産された。

車体構造はチャレンジャー戦車の再設計。
外見上は照準装置の位置とサイドスカートの形状が違う程度で、さほど変更点はない。
主な改良点は電装系で、暗視装置・火器管制装置GPS航行装置などの電子機器の強化が白眉。
戦車長用に専用の暗視装置も取り付けられている。

また、砲塔が再設計され前面・側面の装甲が改善。
チョバム・アーマーもAPFSDS弾に対応した新型に換装。
主砲も55口径120mmライフル砲・L30A1に換装された。

スペックデータ

乗員4名
全長11.55m
車体長8.3m
全高3.04m
全幅3.52m
戦闘重量62.5t
懸架方式ハイドロニューマチック式
エンジンパーキンスCV-12 4ストロークV型12気筒液冷ディーゼル
(出力1,200hp(895kW))
登坂力60%
超堤高0.9m
超壕幅2.34m
最大速度59km/h(路上)
行動距離450km
装甲複合装甲(チョバムアーマー)
兵装L30A1 55口径120mmライフル砲×1門(弾数52発)
L94A1 EX-34 7.62mm機関銃×1挺(同軸
L37A2 7.62mm機関銃×1挺(対空用、弾数4,000発)
6連装発煙弾発射器×2基


派生型

  • タイタン架橋戦車(TITAN AVLB*1):
    架橋戦車型。

  • トロージャンAVRE*2
    工兵戦車型。油圧アームやドーザーブレードを装備する。

  • CRARRV*3
    戦車回収車型。
    元はチャレンジャー1の車体をベースにしているが、近年は履帯・起動輪・転輪などがチャレンジャー2と同じ物にアップグレードされている。
    また、ERAやバー・アーマーなどが追加装備された車両も存在する。

  • チャレンジャー2E「デザート・チャレンジャー」:
    中東向け輸出仕様。
    パワーパックをドイツ製の「ユーロパワーパック*4」に換装し、油気圧式懸架装置を新型に変更。
    車長用照準器を換装するとともにBMS(戦場管理システム)を追加。
    その他、乗員室と機関室に完全自動式消火・防爆装置を追加。

  • チャレンジャー2 Mk.2「ブラックナイト」:
    2018年に発表された夜間戦闘能力向上型。
    車両前後に監視・照準用の回転式赤外線カメラを装備するほか、接近する対戦車ミサイルなどを感知して迎撃する「アクティブプロテクションシステム」、敵の照準レーザーを検知すると自動制御で発信源に機銃を向ける「レーザーワーニングシステム」などの新装備を多数搭載する。


*1 Armoured Vehicle Launcher Bridge.
*2 Armoured Vehicle Royal Engineers.
*3 Challenger Armoured Repair and Recovery Vehicle.
*4 MTU社製MT883 V型12気筒多燃料液冷ターボチャージドディーゼル(出力1,500hp)とRenk(レンク)社製 HSWL 295TMオートマチックトランスミッション(前進5段、後進3段)を組み合わせたもの。

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